言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コピーライターになりたいか<30>

2011-10-24 14:21:27 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第30回目です。

30.カッコ良さを追求するな

  
かっこいいコピーを書こうと思っていませんか。

僕は、俺は、私は、『コピーライター』なんだ。という自負は、絶対に持つべきです。

しかし。しかしです。
ここで間違うのが、自負が自覚にならないで、自慢になってしまうこと。
並みの、バカコピーライターでございってやつは、ひとつのコピーが成功すると、舞い上がってしまって、自分の作るコピーはいいコピーだ。俺には才能がある。なんて浮かれてしまうんですね。

そうすると、次から作るコピーが、クライアントや消費者のものではなくなり、バカコピーライターのためのコピーになってしまうんですね。いわゆるひとりよがり。

こういった輩が多くいることは、どの世界でも一緒です。
正しいコピーライターは、コピーをひとつ作るたびに振り返ります。
 「果たして、あのコピーで本当に良かったのだろうか」
 「あのコピーは、はたして消費者のためになっただろうか」

 さらに、「クライアントのためになったのだろうか」


コピーの役割はいったい何でしょうか。

そう、一番に、広告の文章だということ。そういうことも、ちょっと誉められたことで浮かれてしまって、自分のための文章になってしまうのです。
消費者やクライアントのことなんかどこかに飛んでしまって、自分のためだけに作ってしまうんです。

みんなが認めたおれが作ったコピーなんだから、いいんだ。完璧なんだ、ってね。

コピーライターが表面に出てくるのは、以前にも言いましたが、基本的にはいけないことだと思います。
縁の下の力持ちに徹しなければいけないのです。
たまに、糸井重里さんのように、タレントとして出てきますが、あなたは、そしてほとんど大多数のコピーライターは、糸井重里さんほどの才能は持っていません。

たった一度や二度ぐらいいいコピーができて評判になったり、褒められたりして有頂天にならないようにしてください、ということです。

このブログの最初の頃に言ったと思いますが、誰だって、たとえ才能がなくても、一生に一度ぐらいはびっくりするほどのいいコピーは書けるんです。
本当の、プロのコピーライターというのは、びっくりするほどのコピーがたとえ作れなくても、コンスタントに、きっちりとしたコピーが書けることがコピーライターの条件なんですよ。

もっと地に足をつけて、地力をつけてがんばってください。
もちろん褒められたら、それはそれとして素直に喜んでいいんです。
でもそれを自慢するな、ってことなんです。
プロとしては、当たり前のことなんだと戒めて、さらにいいコピーが書けるように、自分を磨いてください

いつまでも、自分を磨くことを忘れないでください。

<31>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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そろそろ来年の手帳、だけど

2011-10-24 09:51:08 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から雨模様です。
秋の中頃の雨の日にしては結構温かく、シャツ一枚でもまだ大丈夫ですね。
昨日は暑くて、出かけたところで、羽織っていたトレーナーを脱いでしまいました。
おまけにシャツの袖をまくるほど。

その温かさがまだ残っているということなんでしょう。
そしてこの雨が上がる頃から急に寒くなりだしたりして………。
典型的な中秋期の天候の成り行きです。


さて、最近出かけると、目につくところで探すのが、来年の手帳です。

しかしどれもわたしには帯に短し、というのは皆無で、たすきに長しというものばかり。

わたしが欲しい手帳はその日の予定と、気がついたことを書けるメモの部分、それにちょっとした単文を書くスペースさえあればいい、ごくごくシンプルなものでいいんですが、なかなかそういったものがないんですね。

最近はいろいろ考える人がいて、あれもこれも詰めこんだものが多く、そんなものを購入すると、1年後、ほとんど何も活用しないまま終わらせてしまっていた、というようなものばかりが目につきます。

それほどたくさん書きこむほど忙しい日々を送るということもないし、仕事だって欄が黒くなるほどたくさんあるわけではないのに、自分の幻想で、いい手帳を買うようなバカな真似はもうしたくないですしね。

よく紹介される手帳術というのは、実際にはそれほどいないのに、本当に忙しい人の例です。
そんな人のことをサンプルに手帳を作ると、だいたい、上記のように、1年後ほとんど活用しないまま終わらせて捨ててしまうたぐいのものになってしまいます。

最初手にする時は、来年こそ忙しく、この手帳を真っ黒にするぐらい仕事があるようにという願いをこめて、いっぱい書きこめるものを買いたがるんですが、10月頃になっても、きれいなままのスペースの多さにがっくりくることで何年も過ごしてきました。

だから2、3年前からはごくごく薄い、本当に予定とメモが出来る程度の薄いものを購入するようにしています。

それでも探してみると、いらないものがひとつかふたつはついているんですね。

じゃあシステム手帳にして、必要なものだけつければいいじゃないかと言われそうですが、あれは手帳そのものがかさばってしまうので、あまり好きじゃないんですね。実際勤めている時は持っていまして(無印良品のステンレスカバーのもの)、クライアントの前で、それを出して書きこむと、何だかかっこいいところもあったのですが、もうそんな歳じゃないですしね。

で、とにかく薄いものを探しているんですが、なかなかありません。

それに出版社だって、そんな薄っぺらな手帳を作ってみても、売上高は低いは、粗利は少ないはで、作るメリットがないわけで、結局存在しないものを毎年探しながら、ある程度のもので我慢して購入するわけですね。

今年も多分そうなるでしょう。

さてそんなことをずっと考えながら今朝もトイレ掃除をしていたら、アイデアが浮かびました。
そのアイデアを手帳の高橋社にでも売りこんでみたらどうかなって。
断られたら他の出版社にでも企画をおくってみようかなって。

これからちょっと企画書を作ってみようと思います。



それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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