こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。
このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
「手もみ専門店の販売促進」(その4)
「私たちは、ここで若い人に向けたリラクゼーションというものを基本にやりたいわけです」
「はい」
「そういうことで始めたわけなんですが、言いました通り、なかなか軌道に乗らないので、どうしようか、と」
「はい、それで私に連絡をいただいたというわけですよね」
「ええ。でも本田さんはなんだか、のらりくらりと私の言いたいことを、なんだか避けて通ってるようで、ちょっとばかし頭に来たというわけです」
「はい、その通りです。済みません。これがまあ私なりのやり方でして、いつも怒らせてしまうんですよね」といって本田は無邪気に微笑んだ。
この微笑みで相手がいつも気を許してしまうのだ。
「じゃあ本題に入りますか。柴田さんは、現時点でいちばんやらなければならないことは、なんですか」
「近所に銭湯なんかできなければ、サービスをよくして徐々にお客さんを増やしていけば、定着していけるだろうって考えていたのですが、お客さんがそれほど増えないうちに、銭湯ができることになってしまったので、今いったい何から手を付けていいか、分からなくなっている状態なんです」
「なるほど。予想では、銭湯にこちらのお客さんも行ってしまうだろうと」
「いや全部が全部とは考えてはいないですが、ある程度とられるだろうと」
「ふ~ん。でもまだとられたわけじゃないですよね。できてないんだから」
「ええ、まあ」
「それなのに今からとられるのを仮定して、おびえているというわけですよね。第三者から見れば」
「いやおびえてるなんて、そんな人聞きの悪い」
「そうですか。私じゃなくても、そう見るんじゃないですかね。おびえる前にすることはたくさんあるとは思うんですが」
「たとえば?」
「たとえば………、そうですね」
「現在登録していただいているお客様に対して、何かアクションを起こしました?」
「一度、DMを送りました」
「どのような?」
「まあご利用していただいたお礼です」
「いいですね。それに何か次回の来店を促すものをつけました?」
「ええ、サービスクーポンを」
「やってるじゃないですか。それなのに、なんでおびえているのかなあ」
「え、でもそれだけじゃ、お客さんはきっとあっちへ行っちゃいますよ」
「柴田さん、ちょっと聞きますが、あなたはそれほど自分の店の実力に自信がないのですか?」
「――いや、そんなことは………」
「だってさっきから聞いていると、もう銭湯におびえ切っているという印象だけが目立ちますけど」
「そうですか?」
「ええ。意識し過ぎじゃないですか。そんなものに気を取られている時間があるのなら、もっと自分たちのお店、特にお客様に対して、もっとサービスを強化するためにどうしたらいいのかって、もっと真剣に悩まれた方がいいと思いますけど………」
「………」
<5>へつづく。
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。
このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
「手もみ専門店の販売促進」(その4)
「私たちは、ここで若い人に向けたリラクゼーションというものを基本にやりたいわけです」
「はい」
「そういうことで始めたわけなんですが、言いました通り、なかなか軌道に乗らないので、どうしようか、と」
「はい、それで私に連絡をいただいたというわけですよね」
「ええ。でも本田さんはなんだか、のらりくらりと私の言いたいことを、なんだか避けて通ってるようで、ちょっとばかし頭に来たというわけです」
「はい、その通りです。済みません。これがまあ私なりのやり方でして、いつも怒らせてしまうんですよね」といって本田は無邪気に微笑んだ。
この微笑みで相手がいつも気を許してしまうのだ。
「じゃあ本題に入りますか。柴田さんは、現時点でいちばんやらなければならないことは、なんですか」
「近所に銭湯なんかできなければ、サービスをよくして徐々にお客さんを増やしていけば、定着していけるだろうって考えていたのですが、お客さんがそれほど増えないうちに、銭湯ができることになってしまったので、今いったい何から手を付けていいか、分からなくなっている状態なんです」
「なるほど。予想では、銭湯にこちらのお客さんも行ってしまうだろうと」
「いや全部が全部とは考えてはいないですが、ある程度とられるだろうと」
「ふ~ん。でもまだとられたわけじゃないですよね。できてないんだから」
「ええ、まあ」
「それなのに今からとられるのを仮定して、おびえているというわけですよね。第三者から見れば」
「いやおびえてるなんて、そんな人聞きの悪い」
「そうですか。私じゃなくても、そう見るんじゃないですかね。おびえる前にすることはたくさんあるとは思うんですが」
「たとえば?」
「たとえば………、そうですね」
「現在登録していただいているお客様に対して、何かアクションを起こしました?」
「一度、DMを送りました」
「どのような?」
「まあご利用していただいたお礼です」
「いいですね。それに何か次回の来店を促すものをつけました?」
「ええ、サービスクーポンを」
「やってるじゃないですか。それなのに、なんでおびえているのかなあ」
「え、でもそれだけじゃ、お客さんはきっとあっちへ行っちゃいますよ」
「柴田さん、ちょっと聞きますが、あなたはそれほど自分の店の実力に自信がないのですか?」
「――いや、そんなことは………」
「だってさっきから聞いていると、もう銭湯におびえ切っているという印象だけが目立ちますけど」
「そうですか?」
「ええ。意識し過ぎじゃないですか。そんなものに気を取られている時間があるのなら、もっと自分たちのお店、特にお客様に対して、もっとサービスを強化するためにどうしたらいいのかって、もっと真剣に悩まれた方がいいと思いますけど………」
「………」
<5>へつづく。
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)