言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ひらがなネーミングは、痛い!

2012-03-18 10:04:53 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は、雨は降っていませんが、今にも降ってきそうな空模様です。
今日一日こんな天候なんでしょうね。
天気予報では最高気温が17℃ぐらいになるということですが、この天候じゃ無理でしょう。
冷たいですよ。

さて、今日の話題です。

東武鉄道の「業平橋」駅の駅名が「とうきょうスカイツリー」駅に改名されました。
まんじゅうやせんべいじゃあるまいし、何も駅名まで変える必要はなかったと思いませんか?

このブログでは、あまり様々なことへの批判は控えてきましたが、これにはちょっとひと言言わせてください。

まずなぜ「東京」でなくて「とうきょう」なんでしょう?
これもまたひらがなです。
いい加減にしてほしいと思うんです、ひらがなの多用は。
元の愛称「東京スカイツリー」にしても、東京は漢字です。
なぜそれをわざわざバカっぽくひらがなにしたのか、理解に苦しむところです。

「東京」という漢字を読めないのは、幼児とか外国人ぐらいじゃないでしょうか。
せめて「東京」ぐらいは漢字にしてほしかった。

もちろん根本は、「とうきょうスカイツリー」駅そのもののネーミングを批判しているんですが。
せっかく歴史のあるいい「業平橋」駅という名前があるのに。
これを改悪といいます。
コピーライター出身のわたしから言わせれば、はっきりって、最低。
まだ「東京空塔」の方が面白くないか。
まあこれだってつまらないけど。


なぜひらがなにする必要があるんでしょうね。

この「とうきょう」に限らず、最近は漢字をひらがなにあえてするところが増えてきています。
そのひらがなにする人の言い分は「みんなに親しまれるように」とか「漢字を読めない人がいるので」といった大衆をバカにしたコメントです。

お菓子などのネーミングにあえてひらがなを使うというのは、これはよく分かります。
しかしれっきとした公共性の高い駅名などはその歴史性まできちんと考えてネーミングしてほしい。

「業平橋」駅の「なりひら」が読めない人がいるから、という理由も聞いたことがあります。

読めないから逆にいいんじゃないですか!
これは「なりひら」と読むんですと説明するところから、乗客とのコミュニケーションが生まれるんです。
で、「なりひら」というのは昔の歌人で云々というところから、読めなかった人も、在原業平という歌人の存在を知ることができ、その文化まで知ることができるんです。

ひとりよがりな馬鹿な大人が、今の子どもを生み出しているということ。
それをもう少し考えてほしいんですよ。

かつて、平成の大合併の際に、どこかの市が中部セントレア空港の傍にあるから「南セントレア市」にしようというあほなネーミングを考えたところがありましたが、あまりのバカバカしさに市民の反対でその案はなくなったということもありました。
どうして行政とか公共性の高い企業では、そんなバカバカしいことを平気で考えつくのでしょうか。

そういえば、ある愛称の件で都知事の一喝で、バカバカしいネーミングにされずに、いい名前になった地下鉄線名もありましたね。

東武鉄道の社長も、その駅名に一喝できなかったんですか?
はっきり言って、「とうきょうスカイツリー」は、痛い!


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)