言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

特殊な商品?

2012-03-16 09:52:32 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

寒いですねえ!
身を切られるようなという表現がありますが、それに近い感覚ですね、昨日も今日も。
明日から明後日にかけては雨だそうです。

昨日は特に強風で、その中を、商工会議所の新しい支援先を訪問しました。

いろいろなお店を回っていわれることは、「うちはちょっと特殊な………」という決まり文句。
特殊だと言われれば、どんなお店だって扱っている種類が違えば、特殊になります。
自分の店は特殊なものを扱っているから、と言うんですね。

まあこれは企業すべてにいえますが、じゃあ相手にしているお客様も特殊かといわれれば、別にみんな普通の人ですよね。
だいたい3食食べて、夜には寝る(夜働いていれば、昼間寝る)、ホームレス以外は寝る場所も布団もあります。
ある特殊なことをしている人が対象だといっても、その人そのものは普通の生活もしているわけで、全然違わないわけです。

でも店の売れ行きが悪くなると、うちは特殊な商品を扱っているからとか言って、逃げるわけです。
そう、逃げてるんですね。
うちは特殊だから」と言って。

そういう考え方をまず頭の中から追い出してしまわないと、商いの神様はどんどん遠ざかっていきます。
というよりも自分からわざわざ遠ざけているんです。

どんなに特殊だと言っても、相手は普通の人なんです。
普通の人にお店を知ってもらって、その人が欲しがるものを販売すれば、買ってもらえると思うんですけどねえ。

お前は当事者じゃないから“この”商売のことは分からない、という人もいます。
でも、じゃああなたは、いったい誰にものを売ろうとしているんですか?

買うのは消費者なのに、その消費者を、お前はこの商売が分からないって言ったら、誰が買うんでしょうか。

消費者にその売りたい商品のことを分かってもらわなければ、いつまで経っても売れないですよね。
それをうちは特殊な商品を扱っているからとばかり言って、何もしないで、腕を組んで通りをにらんでいたって、そりゃあ売れないですよ、はっきり言って。

あなたにとって、ここで販売している商品はこのように価値があるものです、このようにあなたの暮らしが楽になります、快適にしますと、言わなければ………。
そして通り過ぎていく人を振り向かせなければ。
通り過ぎていく人もいなければ(今の商店街のように)、商店街に来るように、あなたの思いを伝えなければ。

昔は良かった。何もしないでも、並べれば売れた。
だから今、何かしなければ売れない時代なのに、何かをする工夫もできないのでしょう。
手をこまねいている暇があったら、考えましょうよ。


それでは今日はこれで。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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