言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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効率化を追求するサービス業なんて!

2012-08-21 07:50:36 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今朝も、昨日と同じような、空が突き抜けているような快晴で明けました。
暑さは、昨日はまた35℃以上もあり、残暑というにはあまりにも暑い一日でしたが、今日はそれ以上に気温は上がるという予報です。
今日は桐生に出かけてお店に2、3軒お伺いしますが、暑くてまいってしまいそう。


さて、今日の話題です。

先日仕事で出かけた際の昼食で、回転寿しの店に入りました。
回転寿しチェーンでは最大手の店です。回転しているネタ以外の注文はタッチパネルです。

このタッチパネル方式は、こうしたチェーン店では必須のアイテムになってきていると感じますが、しかしこのタッチパネル、利用者本位にはなっていないんですね。

そして、わたしのようそれほど潔癖性ではない者でも、思わず触りたくなくなるように手あかで汚れているものも少なくありません。

この店ではありませんが、ハンディターミナルで客室から注文する方式の飲食チェーン店がありますが、そのハンディターミナルにわたしはあまり触りたくないんですね。
だってどんな人が触ったのか分からないし、同じ時にトイレに行って手を洗わないような人もいるし、驚くことに大をしても手を洗わないで、平気でそのままトイレから出て行く剛の者も見かける昨今なんですから。

もしそんな人たちがさわった後であったら、想像するだけでいやになります。
お客様が帰った後、ハンディターミナルを必ず消毒しているというような店なら、初めからそのようななお客様に非効率なことをしないでしょう。


お店側では人員削減と効率化でいいと思って導入しているのでしょうが、もっとお客様のことにも想像を巡らした方がいいのではないでしょうか。

ですからそういった人からはだんだんと敬遠される店となり、自ずとそんなの平気だ、気にしないという客層だけに限られてしまいます。
はっきり言ってそんな客層の方が今の時代多めなので、お客様の数には困らないでしょうが、常に客数アップが命題になると言ってもあながち間違いではないと思います。

ですから逆に、客数が減るということは致命的になるということは論を待ちません。

この時代、客数を維持拡大させるというのは、難しいことです。

そのためにどうするのでしょうか?
おいしさよりも、量を多めに、そして何よりも安くという方針で行かざるを得ないし、そのためには店舗数の拡大も視野に入れなければいけません。

安売りを主体にしたスーパーマーケットも、チェーン店の拡大で業績を伸ばしましたが、あるところで出店がとまると、そこで詰んでしまい、倒産ということにもなりますし、現にそうして終わってしまったチェーン店も数多く今までにも存在しています。



さて、タッチパネルからずいぶんと脱線してしまいましたが、サービス業で効率化を優先させるとそういうことになるということを言いたかったわけです。

で、くだんの寿司店のタッチパネルなんですが、これが使い辛いんですね。

大分類から中分類、そして小分類へと数度パネルにタッチしないと目的のものにまで行かないようになっています。たったひとつの握りを注文するにも、カウンター方式の回転寿しならひと言「○○!」と言えば済むところを、何度も何度もタッチしながらやっと目的のものに達します。しかし目的のもに達しても、さらにまだ「注文する」というパネルにタッチしない限り厨房にまで行かないのです。

これって開発者は全然使い勝手を考えずに、メニューだけを考えて作っているからこのように非効率的になってしまうんですね。

あれ、店側は効率化しながら、お客様の方は全然効率的ではなく、以前より非効率になっていませんか?

お客様に非効率を押しつけるサービス業ってあり?
あるわけないですよね。

さらにこのタッチパネルの位置の悪さ。
手を伸ばさないといけないし、なんといっても、首をずっと上向けていなければならない位置についているんです。
首が疲れます。
なんという非効率、非サービス化でしょうか!


あなたはこんな店が理想ですか?

ですから、もしあなたが飲食店をこれから始めるということでしたら、このような店の正反対のサービス=まともなサービスをすることで、喝采をもって迎えられるのではないでしょうか。



さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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