こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今日から3月ですが、あいにく朝から雨。
小雨ですが、この雨がやがてまた、もしかしたら大雪になるかも分からないという予報もあります。
もし予報がそのままなら、3度目の大雪の日曜日になるおそれもありますね。
さて本題です。
大江健三郎さんがノーベル文学賞を得て、その受賞会場で話した講演のタイトルは「あいまいな国の日本とわたし」であったように記憶していますが、この記憶そのものも“あいまい”ですね。
しかし、「進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線」という本にはこのようにあります。
『記憶があいまいであることは応用という重要なポイント。人間の脳では記憶は他の動物に例を見ないほどあいまいでいい加減で、それこそが人間の臨機応変な適応力の皆もとになる。』(P211)
日本人は特に、この“あいまい感”に優れているのではないでしょうか。
あいまいだからこそ、応用が利くわけですね。
明治時代、日本は極端なほどの欧化政策をとり、どん欲に欧米の知識や文化を吸収してきました。
そして日本人の素晴らしいところは、それをそのまま吸収するのではなくて、自分たちが使いやすいように、改良を加え、それを自分たちのものにしてしまったわけですね。
第二次世界大戦後も同じように、特にアメリカの文化と技術をどん欲に真似し、そっくり真似をするのではなくて、それをさらに使いやすいように改良を加え、いつの間にか、オリジナルのものに変身させてきました。
わたしがコピーライターとして勉強を始めた時も、そういったことは知らなかったのですが、有名なコピーライター(土屋耕一さん)のコピーをそっくり原稿用紙に書き写し、そのコピーを指に感じさせました。
そうしてそれを真似たわけではないのですが、そのつかんだ感じに、自分の言いたいことを乗せて書いたコピーが、その年の宣伝会議賞の奨励賞を2点も同時に受賞させてくれました。
それ以降今まで、いろいろなビジネス書や経営者の本などをたくさん読んできましたが、ほとんどの方が先人の真似をして、それを自分のものとして昇華させてきた結果が、今のトップの位置に来させた原動力だと言っています。
反省だけなら猿でもできる、とはよく言われる言葉ですが、真似するだけなら、猿でもできるが、真似からオリジナルにするには日本人のあいまいな脳が必要だ、とちょっと長めのアフォリズムができそうです。
ですから、自分にはできないと思うのなら、まずそっくり真似することから始めてみましょう。
あなたは猿じゃなくて、人間なんですから。
真似ていくうちに、自分なりのオリジナリティが必ずあちこちにできてきますから。
それがあなたの個性なんです。
初めから、誰だってまったくの新しいものができるわけではありません。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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