言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

『ここはこんな店なんだ』!

2014-03-13 08:50:20 | 読んだ本から

こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


薄い雲が出ていて、晴れていますが、これからの天候を暗示していますね。
午後、夕方あたりから雨になるようです。
気温は今までよりは高めで、水が何となくぬるくなった感じがします。

昨日は早めに散歩に出ました。
いつもなら日が傾き始めた頃なんですが、昨日はまだ陽が高く出ている時でした。
そうすると今まで同じところを歩いても暗くて見えなかったところも見えたりして、何か新鮮でしたね。


さて、今日はまた本の紹介です。

今日は小説か半自伝かはっきりとは分からない、多分半分以上は伝記で、ほんの少しフィクションが混じっているのかな、と思わせるような本です。

最初から言っておきますが、ビジネス本ではありません。
どちらかというとエンタテインメントです。

でもこの本の最後あたりは新しく夫婦ふたりでとか、家族だけでお店を始めようと考えている方にとっては、ちょっと役に立つかなあという部分がありますので、ここで紹介しようと思ったわけです。

タイトルは、「青葉台駅チャリンコ2分 (BE‐PAL BOOKS)」です。

       

実際に横浜にこの青葉台駅はあり、実際の自転車店さんもあるそうです。中に出てくる店名もそのままらしいです。

わざわざ確かめにいくほどでもないので、これは“多分”でしか言いようがないということで、興味のある人は出向いてみて、後でまたご報告いただければ………。


主人公は女性で、ひょんなことから自転車レースに足を突っ込んでしまった、どちらかというと女性らしくないという女のコ。

彼女が自転車店を、夫とオープンさせるまでの顛末記とでも言えばいいでしょうか。


読みやすいので、一気に読めます。

あなたに参考にしてほしいのは先ほども言いましたが、後半も最後あたりです。

この自転車店のネーミングではこんなことを言っています。

『ここはこんな店なんだ』という客に向けての思いを、屋号に凝縮させたい。と私に強く語る(以下省略)」

店名をあなたはどのようにつけたのでしょうか。

その店名にあなたのお客様に向けてのメッセージがきちんと出ていますか?
(そういうわたしは自身の個人事業ですが、社名をもっと考えてつければ良かったなあと後悔していますので)


店名は大事です。

そうして、飲食店でも高い意思と意欲を持って始めた方のお店は不思議と自分の名前を店名にしていることが多いようです。

それはやはり自分の名前(名字)を汚したくないという思いもあるでしょうし、自分の個性で勝負したいということでもあるのでしょうね。

いいお店を見つける時の指針として、主人の名前(名字)をそのまま店名にしているところは、いいお店であるということ、ですね。


店名のこだわり以外にも役に立つ文章もあります。

俺の店には、ソフトが提供できない商品は置かないことにしよう。モノを売ることに執着し過ぎている店にだけはするまい。モノを売るより遊び方を売るのだ!

ただ商品を売るだけのお店は、これからは残っていけません。
何をお客様に提供したいのか、それが商いでは大事なことです。


もうひとつ、ビジネスに取り組むための意思を語ったところがありますので、それを紹介して終わりにします。

中国ではな、金は故意に一番高い金利のところから借りるんだ。志気を高めるためにな。莫大な負債に追いかけられながら、それによって発憤興起し、がむしゃらになって商売を軌道に乗せてゆくんだ。

金利の高いところからわざわざ借りるということはお勧めできませんが、自分を追い立てるためにわざと大きな借金を背負って事業を進める方も実際にいます。

そういう覚悟がいるということでもあります。

きびしいなあ。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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