ごっとさんのブログ

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   薬と猫と時々時事

9月度定例囲碁会

2015-09-16 10:51:04 | 文化
定例囲碁会は、その月の第一火曜日と決まっている割には、その日に開催されることが少なくなっています。こういった連絡はメールでやっていますが、メンバーの一人があまりパソコンを開かないようで、確認メールがなかなか来ません。そこでこの人が皆に日時の連絡をするということで、今回も無事開催できました。

前回から成績の判定で、ハンデ戦になりましたが、私の初戦が2子局となりました。このブログではあまり囲碁の内容を書いたことはありませんが、2子局でも最初の2手打ったところでは、黒3個と白1個とかなり大きな差になります。打ち進めるうちにこの差を詰めていくことになりますが、やはり黒が圧倒的有利です。この序盤に本当に打ちたいところが2か所できました。この打ちたいところというのは重要な場所ですので、二人とも打ちたいと思っているはずで、あきらめて一方に打ちました。ところが相手はそこには打たず、それほど悪いところではないのですが、いわゆる甘い手を打ってくれたのです。結局打ちたいところに両方打てましたので、これでかなり私が優勢になりました。まあその後相手に大きなミスが出て、私が勝ちましたが、やはり囲碁はこの一手というところで流れが決まってしまうようです。

次の1局はいわば逆の流れになりました。序盤の石が競り合う場面で、私が悪い手を打ってしまったようで、気が付くと明らかに一連の白(私です)の形が悪いのです。何とか逃げればすぐにとられるわけではないのですが、そのために全体が支配されそうです。若干迷いましたが、その10子ほどの石を捨てることにしました。ところが相手がその石を取るために、2手かけてくれました。つまり私は挽回するための手を3手続けて打てたわけです。その後はたいした争いもなく進みましたが、どうも相手が石を取った安心感で、いわゆるゆるい手を打ってきたようです。私も勝ったという感じはなかったのですが、数えてみるとかなり私が勝っていました。局後の感想でも、取った石が復活しないようにと気弱な手を打ってしまったということでした。

私もこんな碁はあまり打ったことがなかったのですが、弱い石をうまく捨てるのは有効な手段のようです。最後の局は相手がうまく、負けてしまい、2勝1敗でしたが、なかなか良い碁が打てたと感じました。少し早めに終わりましたが、いつもの居酒屋で軽く飲み、オリンピックのエンブレムの話題など、盛り上がって終わりになりました。それにしても今年は残暑がなく、帰るころは涼しいを通り越していました。