ごっとさんのブログ

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インフルエンザは2年続けて流行せず

2022-03-17 10:26:33 | 時事
このところ暖かくなってきており、この陽気になればインフルエンザが流行ったとしても収まる時期となってきました。

私はこの2年はインフルエンザのワクチンは接種していませんが、予想通りほとんど流行しませんでしたので、問題はありませんでした。

昨年ほとんど感染者が出ませんでしたので、新型のインフルが発生する可能性もなく今年も流行しないだろうという予測は大当たりでした。

新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されていましたが、昨季と同じ低水準で推移し、我々が行っている日ごろの感染対策がインフルエンザ程度の感染力であれば、十分功を奏したと言えるでしょう。

ただ専門家はウイルスに対する免疫が落ちているとして、今後の流行に警鐘を鳴らすというわけのわからないことをいっています。

厚生労働省が集計した全国約5000の医療機関からの患者報告数によると、1月3〜30日の4週間の患者数は計228人(昨年同期266人)、1月31日〜2月27日は計131人(同249人)でした。2年前の2019年の同期はそれぞれ約32万人、約18万人で、これと比較すると1000分の1以下であり昨季と今季の少なさが際立っています。

国立感染症研究所は昨季を「流行が発生しなかったと考えられる」と結論付けており、今季も流行無しと判断する可能性は高そうです。ただし海外では今季散発的な流行がみられています。

世界保健機構(WHO)によると、マレーシアでは2季ぶりに大流行し、米国でもコロナ前の水準より低いものの、昨季より患者数が増加したと報告しています。このあたりは日本の感染対策の意識が高いことによると思われます。

マスク着用はもちろんどこかに出かけても、店舗などの入り口には必ず消毒液が設置されており、普通の行動として手指消毒などが実施されています。政府のまん延防止重点措置などがあろうがなかろうが、こういった対策が日常生活の一環として定着しているのではないでしょうか。

相変わらず専門家は、インフルエンザの流行が無いとウイルスに対する免疫は落ちてしまうという懸念を表明しています。しかし日本ではコロナワクチンの3回目接種という、免疫学的にはおかしな対策を実施していますので、ウイルスに対する免疫は非常に高くなっているはずです。

これとインフルエンザが流行しなかったこととは関係ありませんが、コロナ対策がインフルエンザに対しては有効であったということは、日本人が行っている感染対策は十分感染症に有効であることを示したような気がします。

コロナとインフルエンザの同時流行などで医療体制のひっ迫などが無かったことを素直に喜んでいいと思っています。後はこの気温上昇で、コロナの減少に拍車がかかることを祈っています。