このブログでも認知症は何度も取り上げていますが、今後ますます患者数は増加すると予想されており、2025年には65歳以上の5人に1人が発症するといわれています。
私も76歳となりそろそろ気にする歳といえるのかもしれません。最近タイトルのように「脳トレ」が認知症対策にはならないという記事を見ました。
私はいわゆる脳トレといわれるパズル類が好きで、タブレットの中には「数独」などのパズルが入っており、電車での移動の時など大体やっています。
その他私が行くパチンコの喫煙所は駐車場の一角ですので、一服しながら止まっている車のナンバープレートの数字を使って、加減乗除で10にするというパズルをよくやっています。最近はどうもこれを解くのに時間がかかるようになった気がして、やはり歳のせいで衰えてきたかと感じています。
別に私は認知症対策でやっているわけではないのですが、この記事の著者は「脳のためにやってはいけない生活習慣として、クロスワードや数独などのいわゆる脳トレ」と断定しています。
またスコットランドの研究者が、パズルに知力低下を防ぐ効果はなく、一方で知的刺激の高い活動が脳の機能を助けると報告しています。好きでもないのに「脳のために」とやると、ストレスになり本末転倒で、同じことの継続も慣れてしまい脳の刺激にならないとしています。
高齢になると白内障、難聴、変形性膝関節症などの持病から、行動範囲が狭まってきますが、治療よってアクティブさを取り戻せる可能性があります。例として60代の男性が、聴力低下でヒトとの会話ができづらく、それを隠すために家に閉じこもりがちになりました。
ところが補聴器を使い始めるようになり、それから生活が一変しボランティアや地域のサークル活動に積極的に参加するようになったそうです。
また食事は腹七分で、週に1度の12時間断食としていますが、無理な人は朝食を90分遅く食べ、夕食を90分早く食べる「90分断食」でもいいようです。
イギリスのサリー大学の研究で、この90分断食で細胞内部の古くなった悪玉タンパク質が新しく作り変えられる「オートファジー」機能が活性化されることが示されています。また運動は認知症リスク回避に役立ちます。
海外の研究で、歩行よりも強い運動を週3回以上行うグループ(A)、歩行程度の運動を週3回以上行うグループ(B)、運動しないグループ(C)を5年間追跡調査したところ、Aが最もアルツハイマー型認知症の発症率が少ないという報告もあるようです。
結局この著者は、閉じこもって脳トレなどやるより、人と交流して運動した方が良いと言っているようですが、脳トレなどのパズルの奥深さを知らない人のような気がします。
私も76歳となりそろそろ気にする歳といえるのかもしれません。最近タイトルのように「脳トレ」が認知症対策にはならないという記事を見ました。
私はいわゆる脳トレといわれるパズル類が好きで、タブレットの中には「数独」などのパズルが入っており、電車での移動の時など大体やっています。
その他私が行くパチンコの喫煙所は駐車場の一角ですので、一服しながら止まっている車のナンバープレートの数字を使って、加減乗除で10にするというパズルをよくやっています。最近はどうもこれを解くのに時間がかかるようになった気がして、やはり歳のせいで衰えてきたかと感じています。
別に私は認知症対策でやっているわけではないのですが、この記事の著者は「脳のためにやってはいけない生活習慣として、クロスワードや数独などのいわゆる脳トレ」と断定しています。
またスコットランドの研究者が、パズルに知力低下を防ぐ効果はなく、一方で知的刺激の高い活動が脳の機能を助けると報告しています。好きでもないのに「脳のために」とやると、ストレスになり本末転倒で、同じことの継続も慣れてしまい脳の刺激にならないとしています。
高齢になると白内障、難聴、変形性膝関節症などの持病から、行動範囲が狭まってきますが、治療よってアクティブさを取り戻せる可能性があります。例として60代の男性が、聴力低下でヒトとの会話ができづらく、それを隠すために家に閉じこもりがちになりました。
ところが補聴器を使い始めるようになり、それから生活が一変しボランティアや地域のサークル活動に積極的に参加するようになったそうです。
また食事は腹七分で、週に1度の12時間断食としていますが、無理な人は朝食を90分遅く食べ、夕食を90分早く食べる「90分断食」でもいいようです。
イギリスのサリー大学の研究で、この90分断食で細胞内部の古くなった悪玉タンパク質が新しく作り変えられる「オートファジー」機能が活性化されることが示されています。また運動は認知症リスク回避に役立ちます。
海外の研究で、歩行よりも強い運動を週3回以上行うグループ(A)、歩行程度の運動を週3回以上行うグループ(B)、運動しないグループ(C)を5年間追跡調査したところ、Aが最もアルツハイマー型認知症の発症率が少ないという報告もあるようです。
結局この著者は、閉じこもって脳トレなどやるより、人と交流して運動した方が良いと言っているようですが、脳トレなどのパズルの奥深さを知らない人のような気がします。