11月1日分
今日は、茂原市茂原にお伺い致しました。
通常はエリア外の為ご訪問はしておりませんが、今回は特別にお受けする事にしました。
実はこの方、私が独立する前の某量販店:配送センターに勤務されていた方です。
何年ブリでしょうか?7~8年経っていますか?まさかこんな形で再会する事になるとは、夢にも思っていませんでした。
世の中は狭いですね。。。
今回この方が“茂原”に新築されるという事で、弊社HPをご覧になりご連絡を頂いたのです。
完成数か月前の話しです。
当初は地元の工事屋さんに取り付けて頂くはずだったようですが、受信状況が厳しいようで(私は詳しくは分かりませんが)
なんでも“4M越えのマストを建てなければ受信できない!”などと言われてしまったようです
ご新築でさすがにこれはどうか?と。そこで他に方法はないかとご相談を受けたのですが、いくつか問題がありまして…
その一つは建物が平屋という事です。んーん、これは最初から手強そうです。
更に受信局は場所柄“東金局”となるわけですが、これがどうも心配なのです。。。
東金局までは直線で数キロなのですが、なんせ出力が弱い為ホントに届くのかどうか?
過去にそれを狙った事がありましたが、轟沈かギリギリという案件ばかりで。
さてどうなる事やら。
ご指定の日時に合わせて、本日ご訪問しました。
いつもより早く出発し、京葉道路から東金有料へ出てそのまま大網白里回りで茂原北ICでも良かったのですが、これだと遠回りの様な気がしたので
大宮ICで下り、外房有料で現地まで向かう事にしました。
途中の風景です。
山の中を切り開いたような道でした。。。対面通行の1車線。
予定通りに現着しました。(少し早目に)
しばらくぶりのご挨拶の後、作業に入って行きます。
まず現場で目に入ってきた状況は、軒並み4M近くの高さでした。。。これら全てが“東金局”受信です。
作業前から緊張感が漂います。
まずはダメ元で“屋根裏受信”ができるかどうかを判断していきます。これができれば一番なのですが。
こちらの点検口から中へ入ります。
こちらが東金局方面
そしてこちらが90度違う面です。
詳細に電波状況を確認しましたが、残念ながら取付できるレベルではありませんでした。。。
仕方なく別の方法を模索します。
片流れの一番高いところで測定をしてみます。しかし…それでもほとんど受信はできませんでした。(東金局)
困りましたーーー やはりマストを高くセットしなければならないのでしょうか?
試しに“スカイツリー”を狙ってみます。すると…なんと!こちらの方が良いではありませんか?
直線で60キロほど離れているのに、10KWの出力は絶大ですね。
そこで手法を変え、スカイツリー波を狙う事にしました。ただそれでも簡単にはいきませんが。
場所を吟味して、増幅を掛け受信できるポイントを探し当てました。これが重要です><
傍から見たら“これで受信できるの――”と思われそうですが、できるんです!はい。
まずはアンテナを取り付けるベースを付けていきます。
BS用のコンクリート挟みで躯体を噛みます。
これだけでも何とかなったのですが、余裕を持たせる為に少しマストを延長させます。
こんな感じで!
これにアンテナを付けていくのですが、ただのアンテナではありません。
通常はパラスタックを想像すると思うのですが、ウチではほとんどそれは使用しません。
で使用するのはこちらです。
良いアンテナですが、すでに廃番です。これが最後の1本です><
ここぞ!という時に助けられました。最近こう言うアンテナが無くて…
アンテナをセットする前に、引き込み線の処理を行います。
既存のそれは片流れの一番高いところに出ています。アンテナ位置は低い所なので、そこまで配線するのはチョッと気が引けます。
そこで外壁を一部貫通させ、屋根裏へと直接引き込む事にしました。幸い中で既存のそれとジョイントする事ができますので。
タイル地の目地を貫通させ、そこから鉄スチを挿入します。
中へ出たところで、引き込み口まで配線した同軸を結びます。
それを引き出して
余長をを取った後、レクセルと防雨カバーで処理しましす。
アンテナとブースターを取り付けていきます。
直下の状態は…すべて増幅を掛けています。
CN・BERはMAXです。これなら安心してお引渡しできますネ。スカイツリー様サマです><
再度屋根裏へ入り、引き込み線の処理を行います。
新設した引き込み線を綺麗に整え、
既存の引き込み口まで配線し、ジョイントしました。
気持ち余長を取って…
情報盤内に電源部を設置します。【分配器は4K対応品でした。:こちらのHM様は既に対応しているようです】
端末で確認します。
千葉はオマケ程度ですが、何とか受信できています。
この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^
何とかアンテナで受信する事ができ、としております。
またお客様にも大変喜んで頂き、遠くまで遠征してきた甲斐が御座いました。
またランチまでご馳走になり、大変恐縮ですm(__)m
これで今日から地上波を楽しむ事ができますネ
今後とも何か御座いましたら、よろしくお願い致します。
同僚さん達にも、よろしくお伝えください。【アツミが生きていた―――!と】
今日は、茂原市茂原にお伺い致しました。
通常はエリア外の為ご訪問はしておりませんが、今回は特別にお受けする事にしました。
実はこの方、私が独立する前の某量販店:配送センターに勤務されていた方です。
何年ブリでしょうか?7~8年経っていますか?まさかこんな形で再会する事になるとは、夢にも思っていませんでした。
世の中は狭いですね。。。
今回この方が“茂原”に新築されるという事で、弊社HPをご覧になりご連絡を頂いたのです。
完成数か月前の話しです。
当初は地元の工事屋さんに取り付けて頂くはずだったようですが、受信状況が厳しいようで(私は詳しくは分かりませんが)
なんでも“4M越えのマストを建てなければ受信できない!”などと言われてしまったようです
ご新築でさすがにこれはどうか?と。そこで他に方法はないかとご相談を受けたのですが、いくつか問題がありまして…
その一つは建物が平屋という事です。んーん、これは最初から手強そうです。
更に受信局は場所柄“東金局”となるわけですが、これがどうも心配なのです。。。
東金局までは直線で数キロなのですが、なんせ出力が弱い為ホントに届くのかどうか?
過去にそれを狙った事がありましたが、轟沈かギリギリという案件ばかりで。
さてどうなる事やら。
ご指定の日時に合わせて、本日ご訪問しました。
いつもより早く出発し、京葉道路から東金有料へ出てそのまま大網白里回りで茂原北ICでも良かったのですが、これだと遠回りの様な気がしたので
大宮ICで下り、外房有料で現地まで向かう事にしました。
途中の風景です。
山の中を切り開いたような道でした。。。対面通行の1車線。
予定通りに現着しました。(少し早目に)
しばらくぶりのご挨拶の後、作業に入って行きます。
まず現場で目に入ってきた状況は、軒並み4M近くの高さでした。。。これら全てが“東金局”受信です。
作業前から緊張感が漂います。
まずはダメ元で“屋根裏受信”ができるかどうかを判断していきます。これができれば一番なのですが。
こちらの点検口から中へ入ります。
こちらが東金局方面
そしてこちらが90度違う面です。
詳細に電波状況を確認しましたが、残念ながら取付できるレベルではありませんでした。。。
仕方なく別の方法を模索します。
片流れの一番高いところで測定をしてみます。しかし…それでもほとんど受信はできませんでした。(東金局)
困りましたーーー やはりマストを高くセットしなければならないのでしょうか?
試しに“スカイツリー”を狙ってみます。すると…なんと!こちらの方が良いではありませんか?
直線で60キロほど離れているのに、10KWの出力は絶大ですね。
そこで手法を変え、スカイツリー波を狙う事にしました。ただそれでも簡単にはいきませんが。
場所を吟味して、増幅を掛け受信できるポイントを探し当てました。これが重要です><
傍から見たら“これで受信できるの――”と思われそうですが、できるんです!はい。
まずはアンテナを取り付けるベースを付けていきます。
BS用のコンクリート挟みで躯体を噛みます。
これだけでも何とかなったのですが、余裕を持たせる為に少しマストを延長させます。
こんな感じで!
これにアンテナを付けていくのですが、ただのアンテナではありません。
通常はパラスタックを想像すると思うのですが、ウチではほとんどそれは使用しません。
で使用するのはこちらです。
良いアンテナですが、すでに廃番です。これが最後の1本です><
ここぞ!という時に助けられました。最近こう言うアンテナが無くて…
アンテナをセットする前に、引き込み線の処理を行います。
既存のそれは片流れの一番高いところに出ています。アンテナ位置は低い所なので、そこまで配線するのはチョッと気が引けます。
そこで外壁を一部貫通させ、屋根裏へと直接引き込む事にしました。幸い中で既存のそれとジョイントする事ができますので。
タイル地の目地を貫通させ、そこから鉄スチを挿入します。
中へ出たところで、引き込み口まで配線した同軸を結びます。
それを引き出して
余長をを取った後、レクセルと防雨カバーで処理しましす。
アンテナとブースターを取り付けていきます。
直下の状態は…すべて増幅を掛けています。
CN・BERはMAXです。これなら安心してお引渡しできますネ。スカイツリー様サマです><
再度屋根裏へ入り、引き込み線の処理を行います。
新設した引き込み線を綺麗に整え、
既存の引き込み口まで配線し、ジョイントしました。
気持ち余長を取って…
情報盤内に電源部を設置します。【分配器は4K対応品でした。:こちらのHM様は既に対応しているようです】
端末で確認します。
千葉はオマケ程度ですが、何とか受信できています。
この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^
何とかアンテナで受信する事ができ、としております。
またお客様にも大変喜んで頂き、遠くまで遠征してきた甲斐が御座いました。
またランチまでご馳走になり、大変恐縮ですm(__)m
これで今日から地上波を楽しむ事ができますネ
今後とも何か御座いましたら、よろしくお願い致します。
同僚さん達にも、よろしくお伝えください。【アツミが生きていた―――!と】