バスを降りて少し歩くと、雪道の中から案内板が見えました。
上段 80m ← 石道寺 (しゃくどうじ) 下段 400m ← 鶏足寺 (けいそくじ)
さすがに奥びわ湖ですね~ 雪が残っていて雪解け水がとても冷たかったです。
案内板を左折して右手にある石段をあがると、石道寺 (しゃくどうじ) さんがありました。
石道寺さんは、真言宗豊山派の寺院で山号は 「己高山 (こだかみやま)」 です。
作家の井上靖氏が、小説 「星と祭」 の中で当時の観音像の姿を村の若い娘に
例えたことや、子授けの観音様としても知られています。
旧木之本町の東方にある 己高山 (こだかみやま 923m) の山頂および西麓一帯には
古代から中世にかけて多くの寺院が建立され、天台系山岳信仰の聖地でした。
石道寺も己高山関連寺院の一つで、もとは現在地よりさらに1kmほど東の山中にあったが
大正3年(1914年)本堂を現在地に改築し、石道観音堂を合併し新石道寺が誕生しました。
寺は地区住民により管理されています。
欅材一本彫極彩色、 平安末期の作 重要文化財
上画像の菩薩さまは “ひび” が入っているように見えてますが、上の画像は購入した
本から撮ったもので (本の写真が悪い) 、私がお会いした菩薩さまは “ひび” はなくて
笑いを含んだような唇はほのかに紅色が残っているようで、流れるような衣をまとい
柔和で穏やかな中にも、慈愛にあふれた菩薩さまでした。
己高山 石道寺
〒529-0412 滋賀県長浜市木之本町石道419
電話 0749-82-3730
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : モモ 花言葉 : あなたのとりこ
古く中国から渡来し、観賞用や果樹として広く用いられている。
園芸品種で花が特に美しいものを「ハナモモ」といい、庭木や枝物として広く栽培されている。