kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

住友家15代から寄贈された 「慶沢園 (けいたくえん)」

2013年06月15日 | 大阪


慶沢園の入口

茶臼山の帰り 「和気橋」 を渡ると、来た道と違う緩やかな坂道が見えたので
坂道を歩いて行くと、私の知っている慶沢園の入口とは別の入口がありました。
入口の右側に、大阪市立美術館があります。


伏見宮貞愛親王が命名の 「慶沢園」

池にあべのハルカスが映ってきます・・・
慶沢園は、江戸時代からの大阪の豪商 「住友家15代 吉左衛門」 さんから
大正15年 (1926) に、大阪市へ本邸と共に寄贈されたものです。


舟石が見えてます。
名匠小川治兵衛により、1908年(明治41年)から作庭された日本庭園です。

庭園の設計・施工者の「植治」こと小川治兵衛は、明治中期から昭和初期に
かけて東京の西園寺公望邸や平安神宮、円山公園など大規模な庭園を手掛け
近代造園のスタイルを確立したと称えられる造園家です。


庭園の奥から見えているのは、同じ時期に寄贈された
住友家の本邸だった大阪市立美術館です。


慶沢園を歩いていて、どこかのお庭に似ていると思っていると
それは、御所の御池庭 (おいけにわ) でした。


四阿 (あずまや )
早朝に、ここから見るハスの花がきれいだそうです。


私が知っていた 「慶沢園」 の入口で、左横が美術館です。

第15代住友吉左衞門さんは、明治37年(1904) に石造りの重厚な建物
「中之島図書館」 の建物と図書購入資金も寄贈されています。
重要文化財 「大阪市中央公会堂」 は、岩本栄之助氏の寄付でした。
この立派な人たちのことを、大阪人は忘れてはいけませんね。
コメント
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