kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都・蹴上インクラインの重さに耐えていた「ねじりまんぽ」

2020年11月23日 | 京都
22日の、全国で確認された新型コロナウイルスへの感染者は2,168人。
大阪府では、過去最多となる490人の感染が確認されました。(*_*;

ねじりまんぽ

あっ!ねじれは入口から見えています。

まんぽ=古い言葉でトンネルのこと。
「ねじりまんぽ」は、レンガのアーチが螺旋状に積まれたトンネルです。


インクラインを歩いている時に見えていたのは
南禅寺側の「ねじりまんぽ」の上部分でした。


トンネルは、インクラインの重さに耐えるように作られ
正式名は「斜拱渠(しゃきょうきょ)」と言うそうです。


他でも、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合には
「アーチ部を斜めにねじって」積まれているそうです。


煉瓦がねじれてるのがわかります。
この「ねじれ」が、インクラインの重さに耐えていたのです。


トンネル内に入ると・・・不思議な感じがします。


トンネルを抜けるとトンネル西口(三条通)にありました。

トンネル西口の扁額「勇観奇想(ゆうかんきそう)」

入口上部には「見事な眺めと優れた考え」という意味の
第3代 京都府知事の北垣国道氏が書かれた扁額です。

トンネル東口の扁額「陽気発処(ようきはっするところ)」

「精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝てる」
という意味が書かれています。


私は「ねじりまんぽ」を見たくて来ましたが
ここは、三条通から南禅寺に抜ける歩行者用の「トンネル」でした。
コメント
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