僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

せめて、タダでは転ぶまい

2006-06-04 | Weblog
今日、うちの犬を動物病院へ定期健診に連れて行った。まぁ、動物病院には色々なペットが来てるんやけど、やっぱり犬が多い。その犬にも色々な種類があって、色々な飼い主がいる訳やから飼われ方も色々。BMWで連れて来はったゴールデンレトリバーは毛色も良くて、歯もきれいで、お金をかけて丁寧に手入れしてるなぁという感じ。あとから、歩いて連れてきはった雑種は汚れてて、異臭がして、ほったらかしなんやなぁという感じ。
どっちがいいとか正しいとか言ってるんじゃない。どっちの犬も動物病院へ連れてこられてるということは、飼い主の出来る範囲で精いっぱい可愛がられてるということ。どっちの犬もどっちの犬の飼い主も、お互いの存在に支えられて癒されてるに違いない。
これをどちらか片方にだけ価値があるように考えてしまったのが、今話題の洋画家。人は人、自分は自分なんてのは、芸術家の基本中の基本。他の画家の作品を盗もうと思った時点で、自分を認めなくなったということやねんからまったく芸術家じゃなくなってしまった。せめてその時点で「自己の喪失」みたいな絵でも描いてくれたら、まだ生き残れたやろにねぇ。