親切とおせっかいの境目の判断は難しいところ。
俺は「おせっかい」が大嫌い。「親切」もさほど好きじゃない。
でもその境目がどうこう、と、さほど難しく考えることもなく、俺が
子供の頃から親や先生に教えられたまま自然とするようになっ
ているのが電車でお年寄りや体の不自由な方に席を譲ること。
でも、そんなしょっちゅうじゃないにしても、席を譲る時にはいつ
もおせっかいじゃないかどうかが、気になって、とても親切をして
気持ちがいい、なんて思ったことがない。
この間、電車の中でこんなことがあった。俺の横に4~5人の男
子高校生達。ちょうどその固まりと俺の間くらいに杖を持ったお
年よりが立った。ほんの5秒くらいかな、その高校生達がどうす
るのか見てたんやけど、全く席を譲るなんて気配がない。
結果俺が席を譲った訳やけど、このあたりどうなのかね。この子
達の親はそういうことを何も教えないのかね。
何度もいうように親切とおせっかいの境目は別にして、社会の
一員としての心構えは必要なもので、ちゃんと教える必要があ
ると思うねんけどなぁ。
席を譲って気持ちがいいとも思わないけど、席を譲らない若者
を見るのも気持ちよくない。
まったくややこしいね、親切なんてのは。