僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

深夜の電話

2006-06-24 | Weblog

いつやったか忘れたけど、深夜の1時頃に携帯が鳴った。画面を
見ると会社の上司でもあり、バンド仲間でもあるN氏。

こんな時間にどうしたのかな、と思って電話をとると、N氏の若干
ろれつの回ってないゴキゲンな声。新地のいきつけのお店で、もう
一人のバンドメンバーであるM女史やお店の仲間達と飲んでると
こや、とのこと。それからは、次々と一緒にいる人たちが電話に出
てきて、何してんねん?とか最近あっちはどうやねんとか、もういつ
も店にいる時と変わらないバカな質問攻めが始まった。深夜の1
時に家にいる訳やねんから何してるもなけりゃあ、あっちもこっちも
あるかいな、とかいいながら、俺もどんどん楽しくなってくる。

このN氏に代表される人たち、普通なら深夜やから電話したらあ
かんとか、考えたりする訳やけど、みんな、あいつのことやからどう
せ起きとるで、というノリで電話してくれたらしい。そしてこの人たち
は平気で俺のことを"ハゲ"と呼んでくれる。
なんていうねやろう、そういうふうに遠慮なく接してくれるということが、
ものすごく大切に扱われているような気がして、なんかもう最後の
方にはその電話が嬉しくて嬉しくて仕方なくて、電話を切りたくな
くなってた。

訳のわからないことがやたら多い世の中、深夜に電話がなったら
ロクなことがないことのほうが圧倒的に多いのに、この電話の、新
地の笑顔まで浮かぶような暖かさがいつまでも忘れられない。

そんな最高の先輩達に敬意を払いながらも、ひとつ注文が。

たまにはあっちやなくてこっちのことも聞いてくださいよ。