『ラスト・クリスマス』
突然に飛び込んできたジョージ・マイケルの訃報、まだ53歳の若さでした。よりによって25日のクリスマスに
亡くなるなんて…。世界中にあの『ラスト・クリスマス』が流れる季節に…。新しいアルバムの準備中と聞いて
楽しみにしていたのに…。時折りTVで観るライブ映像は相も変わらずパワフルで、繊細で、SEXYで、大胆で、
ファンを興奮させる華麗なステージを魅せていました。『ラスト・クリスマス』はじめ、若きWHAM時代のヒット曲
『ケアレス・ウィスパー』、『フリーダム』、『クラブ・トロピカーナ』等のポップな曲が一世を風靡したものでした。
デュオ解散後も、底知れぬ才能を感じさせる素晴らしいポップソングをヒットさせ、エルトン・ジョンやポール・
マッカートニーと共演して新しい魅力を発揮していたのに…。惜しんでも余りあるジョージ・マイケルの死です。
『レッツ・ダンス』
デヴィッド・ボウイの訃報を聞いたのは、まだ正月気分も抜けない1月10日のことでした。変幻自在のロック
歌手として知られたボウイが、大島 渚の映画『戦場のメリークリスマス』に出演して話題になったのは1983年。
誇り高いイギリス軍人を熱演し…、その金髪イケメン振りに何度となく映画館へ通った女性ファンは数知れず。
デヴィッド・ボウイもまた69歳という早逝でした。2000年、イギリスの音楽雑誌『NME』がミュージシャン対象に
行ったアンケートでは、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選出されたビッグスターでした。
今年は他にも多くの方々の訃報に接しました。ダークダックスの喜早 哲さん、永 六輔さん、大橋 巨泉さん、
千代の富士関、中村 紘子さん、ベラ・チャスラフスカさん、田部井 淳子さん、平尾 誠二さん、平 幹二朗さん、
カストロ元キューバ議長、ミシェル・モルガンさん等々、それぞれ各界で広く活躍された方々でした。
此処に謹んでご冥福をお祈り致しますー合掌ー