kimitsuku独り言

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『ロシア・バレエ・ガラ 2018』 Part 1

2018年09月03日 | 日記
             
 行った 観た 痺れた 『ロシア・バレエ・ガラ 2018 』。2年振りのRUZIMATOVさん舞台に陶酔しましたぁ。9月1日午前の飛行機で上京し予約していたホテルにチェックインした後、急いで会場の文京シビックホールへ駆け込みました。何とか間に合い周囲を見回すと、定員1800席のほぼ満席に近い入りです。さすがぁ人気のロシア・バレエ・ガラ公演だわぁ~ 
Kimitsukuにとっても2016年夏の上野文化会館 『バレエの巨匠たち』以来ですから、否が応でも気持ちが高ぶるというもの。
 今回の楽しみは初めて観る舞踊劇『ムーア人のパヴァーヌ』、そしてマハリナとの共演『牧神の午後』、ソロ作品の『レクイエム』、何度でも観たい圧倒的なRUZIMATOV『ボレロ』。15時開演、2度の休憩を挟んで密度の濃い3時間公演でした。はぁ~RUZIさん相変わらずエネルギッシュでドラマチックで官能的で…凄~いとしか表現できない我が語彙力不足が情けない。
 シェークスピア原作の『オテロ』をテーマにした『ムーア人のパヴァーヌ』は、緩やかな2拍子の舞踊曲に乗せてオテロの猜疑心・怒り・嫉妬・動揺・悲嘆などを、台詞も無く身体の動きだけで表現する人間描写のドラマでした。RUZIさんの大きな手が
衣装の下の筋肉の動きが、愛する妻の裏切りを告げるイアーゴの讒言に振り回され、遂には妻を殺してしまうオテロの苦悩
哀感があますところなく伝わってきます。これもバレエなのぉ…と驚嘆してしまいました。年齢を重ねたRUZIさんはバレエ本来の飛んだり跳ねたりではなく、此の演劇性の高い分野に活路を見出しているのでしょう。 サリエリを演じた『レクイエム』然り、勿論『ボレロ』然り…。 そしてそして初見の『牧神の午後』に言葉や説明は不要、ただただ酔い痴れたSEXY 無限大の数分間でした。マハリナの黒いシースルー・ドレスから透けて見える体の線の美しさ。まさに鍛え抜かれた見事なゲージュツ的肢体美でした。さて『ロシア・バレエ・ガラ2018 』第1報は此処まで。続きはまた明日ね
コメント (2)
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