kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

立冬三首

2019年11月09日 | 日記

                         

           おきあかす 秋のわかれの 袖の露   霜こそむすべ  冬や来ぬらむ    藤原 俊成ー

         

          煙絶え ものさびしかる 家の庭  人こそ見えね 冬は来にけり         ー曽禰 好忠

 

          秋は去ぬ 風に木の葉は 散はてて  山さびしかる 冬は来にけり      ー源 実朝

                        

 立冬とは冬の始まりのこと。 「立」には新しい季節になるという意味があり

立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目とされ、これらを四立(しりゅう)と言います。

朝夕冷え込み日中の陽射しも弱まって、冬が近いことを感じさせる頃ですね。

木枯しや初雪の便りも届き始め、立冬を過ぎると初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。

この日から立春前日までが冬とされています。

コメント (2)
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