此のところ新聞やTVを見るのが辛く感じるようになりました。
コロナ禍が長引き、自然環境の変化による災害が多発し、様々な要因で紛争やトラブルが増え
安心・安全を標榜する政府は頼りにならず、人々は不満や不平を溜め込み
一体ど～したら宜しいのやら
‥と、頭の中がグチャグチャ状態です。
≪人間不信≫というヤツかも知れません。
‥なんて言っても別に個人的に何かあった訳ではありません。
今日の新聞に又も詐欺事件が載っており
ロマンス詐欺で1150万円を騙し取られた女性や、架空融資で騙された中年男性など
簡単に他人を信用し、金銭を振り込む善人が居ることがシンジラレナ～イだけです。
かつて我が家にもオレオレ📞や、意味不明な📞が来たことがありますが
そのたび丁重にお断りして撃退しました。
実はKimitsukuがまだ文学少女だった頃
ある雑誌にフランスで起きた猟奇殺人事件の記事が載っており
犯人の女性として写真が
‥フランソワーズ・サガンでした
その記事がインチキだったのか捏造だったのか知りませんが
彼女が書いた小説『悲しみよ こんにちは』に魅了された読者の一人として
世の中のオトナって信用できない‥と固く心に刻み込みました。
その時のショックから未だ人間不信を拭い切れずにいるのでしょう。
これも一種のトラウマではないかと思っています。
まぁ他愛も無い思い出ですが、若い時に受けた心の傷は
心中深く静かに生き続けているものですね。
詐欺事件ニュースを見る度に甦る人生訓
『簡単に人間を信じちゃいけないよ‥
』でした。
