詞:野上 彰 曲:小林 秀雄
落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる
落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる
落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる
落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる
9月になると必ず甦る此の曲。
たった8行の短い詩ですが、心に深く沁み込んでいます。
此の名曲に歌われたのは、軽井沢の落葉松ですが
北海道にも各地に落葉松が生育しており
札幌近郊にも豊かな自然林が広がっています。
春の浅緑が夏には深緑に変わり
やがて間もなく茶褐色に移ろう落葉松に
豊かな自然の不思議を想う季節です。