今日は伊達騒動で知られる、仙台藩重臣 原田甲斐の命日に当たります。
歌舞伎『先代萩』の逆臣として知られていた原田甲斐を
命を懸けて伊達62万石の御家安泰を図った忠義の士に描いた
山本周五郎の小説『樅の木は残った』。
それを原作にした同名のNHK大河ドラマが放送されたのは1970年
NHK大河ドラマの第8作目で
放送当時はオープニング画面が怖いとか、内容が暗いという評判でしたが
大河ファンKimitsukuとしては、イチ押し傑作だと思っています。
重厚な原作本を読んだり、わざわざ仙台まで出掛けたりして
歴女を気取ったりしたことも‥。
江戸中期の寛永の世に、命がけで伊達62万石を守った原田甲斐
その生涯を描いた『樅の木は残った』は
時代を越えて人の心に響く、大切な何かを伝えているような気がします。