時折りボランティアに行く元職場の地域交流ハウス
に
今日は新しいお客さまが来所されました。
70代くらいのご夫婦で、以前から此の場所は知っていたが
今日初めて立ち寄ってみたとのこと。
さっそくコーヒーを出して
味加減を尋ねると、「ちょっと薄いかも‥」と。
「あぁ済みません、実は」と、壁に貼ってある説明書を指差し
2リットルの水にカップ3杯と書かれた箇所を示して
「此処に来られる方たちはシニアが多いので、ちょっと薄めかもしれませんね」と‥
ちょうど来所していた常連のHさんは、「俺は2杯飲むからこれくらいが良いけどね」。
此処はいつオープンしたのかと聞かれたので、いろいろ説明したら
自分たちは以前、市内で喫茶店をしており此の家の住人Sさんを知っていると
思わぬ方向に話が進みました。
音楽好きのHさん、昔「田園」という喫茶店には何度か行ったことがあるとか
お二人の店では、どんな音楽を流していたのかとか
大いに話が盛り上がりました。
お話し好きな奥さんと少し耳が遠いご主人のMご夫婦は
40分ほど楽しくお喋りの後、お帰りの際に「お幾らですか 」と‥
此処は福祉施設が運営しており無料ですと答えると、驚いていました。
やや足が悪い奥さんを気遣って、ゆっくり帰っていく二人に
「またお越しくださいネ」と声を掛けて見送りました。
これでまた地域の方と小さなご縁が出来ました。
こんな時がボランティアの歓びであり
地域貢献に役立っていると実感する瞬間です。
さて次回から、心持ちコーヒー分量を増やしてみようかしらねぇ。