2002年公開の『戦場のピアニスト』は、第二次世界大戦におけるワルシャワを舞台にした映画で
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験を元にして映像化した作品です。
その年のカンヌ最高賞やアカデミー賞など多数を受賞し、映画史上に名を残しました。
今日7月6日は、2000年に89歳で逝去したシュピルマンの命日に当たります。
ショパンのピアノ曲を耳にする度に、あの過酷な時代を生き延びたピアニストの生涯を想います。
そして今なお続く騒乱の中、今日も世界の何処かで逃げ惑っている人々を憂い
一日も早い解決を願わずにはいられません。
何の力にもなれないけれど、せめて現代を生きる一人として祈り続けたいと思います。