kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

入院中の友を見舞う

2024年07月22日 | 日記

                                   

昨日の午後、入院中の友人S女さんから会いたいと電話あり‥

確か面会禁止と聞いていたけれど、病棟が変わったので許可が出たとのこと。

胸騒ぎを感じながら話を続けていると、T女さんの名前を口にしたので

さっそく今日T女さんを誘ってお見舞いに行ってきました。

事前に知らせていたのでS女さんは待っていたらしく

車椅子に座って、明るいロビーでの面会になりました。

何度か入退院を繰り返したS女さんは

暫く会わない間に、すっかり細くなっていましたが

穏やかな笑顔は変わらず、口調もはっきりしており

以前の食欲不振や嘔吐感、疼痛や不眠状態も改善されて

身体が楽になったと、点滴パックを見上げながら話してくれました。

詳しい病状は分からないけれど、もう痛みだけ取って貰えたら充分だと‥。

3人とも高齢者介護の経験を通して、ある程度は病態が理解できるので

S女さんの心情や覚悟は想像がつきます。

30分ほど何気ない会話を交わして

「疲れが出ると良くないから、今日はこれで失礼するネ」

「元気にしていて下さいネ、また来ますネ」と病室まで送り

明るくバイバイと手を振ってお別れしました。

介護業務に従事し退職してからも

親しく交友していたS女さんが

今こうして難しい状態にあることを知っても

何も出来ないことが口惜しくて残念でなりません。

いつかは来る人の世の無常は、分かっていても辛いものです。

改めて優しく凛としたS女さんが、疼痛や不安から解放され

家族とも心置きなく交流できる状態が

   少しでも長く続けられるようにと願うばかりです。          

コメント (2)
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