タイトルの写真は妙高「赤倉ユアーズイン」(クリックでユアーズインHPへ)の夜明け、部屋からの写真。
「ユアーズイン」のオーナー夫妻は私達の友人ですが、ご主人の「小笠原辰夫」氏は神奈川大学世界七大陸(セブンサミッツ)登頂メンバーで、南極ビンソンマシフ(妙高スキーシーズン中の為不参加)チョモランマ(体調不良で登頂メンバー断念)を除き全て登頂しています。
その彼に妙高登山のガイドをお願いして妙高山頂を目指します。
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写真はこれから向かう、この日の妙高山頂で天候は安定しているようです。(ユアーズインから)
新赤倉からゴンドラに乗りゴンドラ山頂駅に向かいます、朝8:00の一番ゴンドラに乗ります。
私達4人と他に2人の2グループだけです。
ゴンドラの運転時間はAM8:00~16:00迄、しかしこの日は点検のため15:30迄、山頂まで行って帰って来るにはぎりぎりの時間です。その為に、私達の歩行速度では難しいと判断して、片道切符で行く事にしました。
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写真は山頂までの歩行ルート案内でおおざっぱに描きました。白い線が登りと下りのコースで途中から赤い線は下りに使いました、ゴンドラの運転が止まってしまった為歩くしか有りません。
スキーゲレンデは見た目には緩やかに見えますが、歩くと可成り傾斜はきつく、辛い上り下りです。上の方の「前山」を回り込む道も見た目には緩やかですが結構キツイ登りでブナ林の樹林帯は暑く可成り体力を消耗します。
大谷ヒュッテからは前山の向う側になり、妙高山頂に続く尾根道を登ります。更に傾斜は急になり数年前に崩落した現場を右手に見ながら高度を上げます。
妙高山の尾根筋を直角に右折した辺りから岩場となりクサリ場が出てきます。
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妙高山の尾根筋から先程休憩した「大谷ヒュッテ」が見えます、大谷ヒュッテは無人の避難小屋で中には布団や燃料、食料などが保管されていて、とても立派な避難小屋です。水場も10mほど下った所に有り、ヒュッテの隣に「温泉管理」の温泉小屋もあり此所から「池ノ平」方面に作業道路も付いています。
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写真左上は「大谷ヒュッテと温泉小屋」奥の方がヒュッテ、右は大谷ヒュッテから妙高山に至る尾根筋、左下は途中の崩落現場、右下は途中に有る「風穴」この穴から冷たい空気が吹き出していてしばし休憩!
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僅か500m行程ですが、いよいよクサリ場です。先頭にガイドの小笠原さん、息子、カミさん、しんがりは私です。
息子は障害を持っている為、安全の為にザイルで小笠原さんとつなぎます。
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幸い岩場は乾燥していてグリップも良く滑らないので楽です、馴れた方ならクサリを使う事もないカモ知れません。
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途中の踊り場で咲いていた「妙高トリカブト」妙高の固有種らしく背が低く高山帯のトリカブトと言った趣です。
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いよいよ頂上です。この詰めの登りが急傾斜ですが、ジグザグに登って行きます。もう一息!
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漸く頂上に出ました。写真は第一の頂上から「第二の頂上」を撮した所です。
生憎、雲が視界を遮り360度の絶景とは行きませんが、廻りに高い山は有りません、少し離れた所に「火打山」、時折顔を覗かせますが写真を撮るまでには至りませんでした。
標高は同じ高さで2,454m第二峰まではホンの5分程ですが、ガイドの小笠原さんに行ってみる事を勧められましたがそんな元気もなく遠慮しました。
さて、帰りの道です。来た時と同じ道を戻りますが、息子はザイルのおかげで難なく岩場を降りきり心配も吹き飛びましたが、大谷ヒュッテ辺りからブナ林の中は暗く湿っていて、登りは気にならなかった道も帰りは滑りやすく慎重になりました。
歩行速度も落ち、湿気で「虫」がわんさかと出現しブユに何カ所も刺されながらの下山でした。
ゴンドラの駅に到着した時、すでに17時を過ぎてゴンドラ駅は閑散としていました。
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写真は登りの時に撮影した物ですが、此所からゴンドラ下のスキーゲレンデを歩きます。
このゲレンデの傾斜がきつく、真っ直ぐに下るとつま先を痛めるのでジグザグに降ります、ガイドの小笠原さんも此所が一番キツイと言っていました。
結局小笠原さんの奥さんにルート案内写真の左下にある赤い屋根の「赤倉観光ホテル」まで車で迎えに来て頂きました。
此の「赤倉観光ホテル」迄の道は一般車も通れ、ゴンドラ山頂駅と出発駅との中間に有るので、今回此所まで迎えに来てもらったのが、私達に取って何物にも代え難いありがたさでした。
今回のルートは、ガイドの小笠原さん初め地元の方々が新しく開いたルートで登山道としては未だ認可されていないそうですが「赤倉登山道」として地図にも載っています。
新赤倉温泉からは最短ルートで行ける道で従来の「燕温泉」ルート共に登山客が増える事を願っています。
小笠原さん、お疲れ様でした。
「ユアーズイン」のオーナー夫妻は私達の友人ですが、ご主人の「小笠原辰夫」氏は神奈川大学世界七大陸(セブンサミッツ)登頂メンバーで、南極ビンソンマシフ(妙高スキーシーズン中の為不参加)チョモランマ(体調不良で登頂メンバー断念)を除き全て登頂しています。
その彼に妙高登山のガイドをお願いして妙高山頂を目指します。
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写真はこれから向かう、この日の妙高山頂で天候は安定しているようです。(ユアーズインから)
新赤倉からゴンドラに乗りゴンドラ山頂駅に向かいます、朝8:00の一番ゴンドラに乗ります。
私達4人と他に2人の2グループだけです。
ゴンドラの運転時間はAM8:00~16:00迄、しかしこの日は点検のため15:30迄、山頂まで行って帰って来るにはぎりぎりの時間です。その為に、私達の歩行速度では難しいと判断して、片道切符で行く事にしました。
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写真は山頂までの歩行ルート案内でおおざっぱに描きました。白い線が登りと下りのコースで途中から赤い線は下りに使いました、ゴンドラの運転が止まってしまった為歩くしか有りません。
スキーゲレンデは見た目には緩やかに見えますが、歩くと可成り傾斜はきつく、辛い上り下りです。上の方の「前山」を回り込む道も見た目には緩やかですが結構キツイ登りでブナ林の樹林帯は暑く可成り体力を消耗します。
大谷ヒュッテからは前山の向う側になり、妙高山頂に続く尾根道を登ります。更に傾斜は急になり数年前に崩落した現場を右手に見ながら高度を上げます。
妙高山の尾根筋を直角に右折した辺りから岩場となりクサリ場が出てきます。
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妙高山の尾根筋から先程休憩した「大谷ヒュッテ」が見えます、大谷ヒュッテは無人の避難小屋で中には布団や燃料、食料などが保管されていて、とても立派な避難小屋です。水場も10mほど下った所に有り、ヒュッテの隣に「温泉管理」の温泉小屋もあり此所から「池ノ平」方面に作業道路も付いています。
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写真左上は「大谷ヒュッテと温泉小屋」奥の方がヒュッテ、右は大谷ヒュッテから妙高山に至る尾根筋、左下は途中の崩落現場、右下は途中に有る「風穴」この穴から冷たい空気が吹き出していてしばし休憩!
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僅か500m行程ですが、いよいよクサリ場です。先頭にガイドの小笠原さん、息子、カミさん、しんがりは私です。
息子は障害を持っている為、安全の為にザイルで小笠原さんとつなぎます。
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幸い岩場は乾燥していてグリップも良く滑らないので楽です、馴れた方ならクサリを使う事もないカモ知れません。
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途中の踊り場で咲いていた「妙高トリカブト」妙高の固有種らしく背が低く高山帯のトリカブトと言った趣です。
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いよいよ頂上です。この詰めの登りが急傾斜ですが、ジグザグに登って行きます。もう一息!
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漸く頂上に出ました。写真は第一の頂上から「第二の頂上」を撮した所です。
生憎、雲が視界を遮り360度の絶景とは行きませんが、廻りに高い山は有りません、少し離れた所に「火打山」、時折顔を覗かせますが写真を撮るまでには至りませんでした。
標高は同じ高さで2,454m第二峰まではホンの5分程ですが、ガイドの小笠原さんに行ってみる事を勧められましたがそんな元気もなく遠慮しました。
さて、帰りの道です。来た時と同じ道を戻りますが、息子はザイルのおかげで難なく岩場を降りきり心配も吹き飛びましたが、大谷ヒュッテ辺りからブナ林の中は暗く湿っていて、登りは気にならなかった道も帰りは滑りやすく慎重になりました。
歩行速度も落ち、湿気で「虫」がわんさかと出現しブユに何カ所も刺されながらの下山でした。
ゴンドラの駅に到着した時、すでに17時を過ぎてゴンドラ駅は閑散としていました。
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写真は登りの時に撮影した物ですが、此所からゴンドラ下のスキーゲレンデを歩きます。
このゲレンデの傾斜がきつく、真っ直ぐに下るとつま先を痛めるのでジグザグに降ります、ガイドの小笠原さんも此所が一番キツイと言っていました。
結局小笠原さんの奥さんにルート案内写真の左下にある赤い屋根の「赤倉観光ホテル」まで車で迎えに来て頂きました。
此の「赤倉観光ホテル」迄の道は一般車も通れ、ゴンドラ山頂駅と出発駅との中間に有るので、今回此所まで迎えに来てもらったのが、私達に取って何物にも代え難いありがたさでした。
今回のルートは、ガイドの小笠原さん初め地元の方々が新しく開いたルートで登山道としては未だ認可されていないそうですが「赤倉登山道」として地図にも載っています。
新赤倉温泉からは最短ルートで行ける道で従来の「燕温泉」ルート共に登山客が増える事を願っています。
小笠原さん、お疲れ様でした。
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