黒菱平に到着したのは午前4時近く、早朝リフトが動くのは午前6時半それまで、車の中で仮眠を取る事にしましたが、ま~はっきり言って、眠れる物では有りません。
男4人、還暦をトウに過ぎた3人と20代前半の男共ですが4人で「唐松岳山頂」へたどり着けるかは未知です。
それでもウツラウツラした後、夜明けを迎え、登山の準備を始めます。
黒菱平からはリフト2本を乗り継いで「八方池山荘」迄行きます。
数年前、この場所に来た時は今回のルートと別の、もっと下の方からゴンドラリフトとクワドリフトを乗り継いで第三ケルン「八方池」まで行きましたが。今回は本格的に「唐松岳」2696m迄行きます。
タイトルの写真は八方尾根から撮した「白馬三山」。「八方池山荘」の裏手登山道脇で朝食を取った後第二、第三、丸山ケルンと登ります。此所「八方池山荘」は第一ケルンが有ります。
この日、この時間、雲は殆ど無く絶好の天気です。
しかし数分もすると下からガスが上がって来て、見る間に景色が変わります。
此の後、雲のない「白馬三山」を撮る事は殆ど無理でした。
左からそれぞれのピーク「杓子岳、白馬岳、小蓮華岳」。
八方尾根の緩やかな登山道を高度を上げながら歩きます。
振り向くと、先々週登った「妙高山」が遠くに見えます。
妙高山登山で十時間以上も歩き、帰り道、沢山のブユに噛まれた跡も消えかかって来ましたが、性懲りもなく又も山行です。
写真は第二ケルン辺りから見た「不帰嶮」(かえらずのけん)、左から第三峰、第二峰、第一峰で右手に行くに従って「白馬三山方面」になります。
数年前来た時はガスでこの様な景色を見る事は適いませんでしたが、今回は素晴らしい景色を堪能できます。
「不帰嶮」の縦走路を行くと「白馬鑓ヶ岳」「杓子岳」と続きます。
写真は丸山ケルン手前辺りから見た「天狗の頭」、間に「不帰のキレット」が有り、登ったり降りたりが大変そう!
第三ケルン辺りから左手を見ると「鹿島槍ヶ岳と五龍岳」が見えます。
手前が五龍岳で奥が鹿島槍ヶ岳。この写真もラッキーで此の後ガスがわき上がり、この辺からは見る事が難しくなりました。
第三ケルンを過ぎてしばらく歩くと「丸山ケルン」が見えてきました。
第三ケルン辺までは、軽いハイキングの軽装備で楽ちんで「八方池」を見てから、八方池山荘へ戻る人が可成りいます。
第三ケルンを過ぎると登りの傾斜はきつくなり岩場が多くなります、ダケカンバの樹林帯をしばらく登り、この丸山ケルンが見えて来ます。ピークの向う側に目指す「唐松岳」が有ります。
第三ケルン時点で、20代の若者とその少し前で還暦の1人がリタイア。一番年長の私と少し下のもう1人の2人で唐松山頂を目指す事になりました。
丸山ケルンを過ぎると、唐松岳のピークが見えて来ます。
途中我ら2人は後から来る元気な登山者に追い抜かれながらも、風がさわやかで汗がしたたり落ちる事もなく写真左にある、ピークを登りひたすら唐松岳を目指します。
丸山ケルンと唐松岳の間に有るピークを回り込むように登って行くと突然「唐松岳山頂山荘」が現れます。
この写真は「唐松岳」登山道方向から山荘を撮した物ですが、山荘の向う側を登って来ました。
この山荘にザックを置いて、空身で山頂を往復します。
「唐松岳山頂山荘」の前から西方向を見た写真で、真ん中のピークが「剣岳」左の雲に隠れた山が「立山」すぐ下を「黒部川」が流れています。
この写真も剣岳の山頂がかろうじて見える瞬間を撮りました。残念ながら立山の雲は無くなる事が無く残念でした。もう少し時間が早ければすっきりした写真が撮れたと思いますが・・・・・・
写真は山荘から「五龍岳」を撮った所です。東側から雲がどんどんわき上がりますが、五龍岳山頂には雲が掛からず終始見えていました。
大きくどっしりとした山容は美しい!
雲の乱反射のためカメラが露出オーバーに成り修正の結果発色が余り良くありませんが何とかサマになりました。
この小屋の前から唐松岳山頂を撮った物です。
空身でもこの山頂への登山道は結構きつく、山頂では360度見渡せましたが、生憎雲が出て日本海まで見る事は適わず、又南方面はすでに全般的にガスって視界は悪くなっていました。
唐松岳山頂で相棒と記念写真!
さて山荘に戻り「昼食」です。朝食に大きなにぎりめしを3個、そして同じにぎりめしを又3個食べ・・・・・・少し食べ過ぎ!
しかし先々週、妙高山に登った時「食いバテ」で動けなくなる寸前まで行ったので、今回はとにかく「喰う」事を徹底!
途中でもソーセージなどをパク付いたのでそれ程お腹がすいていた訳では無いのですが、とにかく喰う!喰う!
おかげで足が動かなく成るようなアクシデントは皆無、しかし・・・・下山の時腹がだぶついた!
下山は岩がごろごろして浮き石も多く用心しながら降ります。
年の所為でバランス感覚が落ちている事を身に染みながら転ばないように慎重に!
膝がガクガクでつま先も痛くなり、途中「八方池」で長めの休憩を取ってからなだらかな下りを黒菱平に向かいます。
先に下山した2人と携帯で連絡を取りながら下ります。携帯も中々繋がらず電波状態も余り良くありません。
黒菱平に付いた後、今日は温泉に入ってからキャンプ場探しです。
先の下山組に黒菱平でかねての計画通り「鬼無里村」にてあらかじめ温泉地を決めてもらい、その結果、黒菱平から18㎞程離れた「奥裾花温泉」へ行く事になりました。
しかし奥裾花温泉でキャンプ場の事を尋ねたら、今は営業をして居ないとの事。サ~困った!
後から解ったのですが「豪雨」の為、道路が土砂崩れで通行できないらしい。
仕方なしに、温泉のフロント係の方に宿は有りますか?・・・・・今日は満員です!
とつれない返事!
サ~困った!
じゃ~このまんま東京へ帰るか?・・・・・と相棒!
そりゃ~あんまりだ!・・・・・・と、私!
フロント係の方 コテージなら空いていますが・・・・・・(それを早く言ってヨ!)
で写真がソレ!
未だ真新しく綺麗な建物です。
温泉のスタッフが突然の宿泊に右往左往して居ましたが、皆さん人の良い方ばかりでした。
宿が決まれば、後は温泉に入った後、キャンプ用に用意した料理と酒で「宴会」です。
おかげで、テントを張る事もなく布団で寝られるし、終わりよければ全てよし!!
男4人、還暦をトウに過ぎた3人と20代前半の男共ですが4人で「唐松岳山頂」へたどり着けるかは未知です。
それでもウツラウツラした後、夜明けを迎え、登山の準備を始めます。
黒菱平からはリフト2本を乗り継いで「八方池山荘」迄行きます。
数年前、この場所に来た時は今回のルートと別の、もっと下の方からゴンドラリフトとクワドリフトを乗り継いで第三ケルン「八方池」まで行きましたが。今回は本格的に「唐松岳」2696m迄行きます。
タイトルの写真は八方尾根から撮した「白馬三山」。「八方池山荘」の裏手登山道脇で朝食を取った後第二、第三、丸山ケルンと登ります。此所「八方池山荘」は第一ケルンが有ります。
この日、この時間、雲は殆ど無く絶好の天気です。
しかし数分もすると下からガスが上がって来て、見る間に景色が変わります。
此の後、雲のない「白馬三山」を撮る事は殆ど無理でした。
左からそれぞれのピーク「杓子岳、白馬岳、小蓮華岳」。
八方尾根の緩やかな登山道を高度を上げながら歩きます。
振り向くと、先々週登った「妙高山」が遠くに見えます。
妙高山登山で十時間以上も歩き、帰り道、沢山のブユに噛まれた跡も消えかかって来ましたが、性懲りもなく又も山行です。
写真は第二ケルン辺りから見た「不帰嶮」(かえらずのけん)、左から第三峰、第二峰、第一峰で右手に行くに従って「白馬三山方面」になります。
数年前来た時はガスでこの様な景色を見る事は適いませんでしたが、今回は素晴らしい景色を堪能できます。
「不帰嶮」の縦走路を行くと「白馬鑓ヶ岳」「杓子岳」と続きます。
写真は丸山ケルン手前辺りから見た「天狗の頭」、間に「不帰のキレット」が有り、登ったり降りたりが大変そう!
第三ケルン辺りから左手を見ると「鹿島槍ヶ岳と五龍岳」が見えます。
手前が五龍岳で奥が鹿島槍ヶ岳。この写真もラッキーで此の後ガスがわき上がり、この辺からは見る事が難しくなりました。
第三ケルンを過ぎてしばらく歩くと「丸山ケルン」が見えてきました。
第三ケルン辺までは、軽いハイキングの軽装備で楽ちんで「八方池」を見てから、八方池山荘へ戻る人が可成りいます。
第三ケルンを過ぎると登りの傾斜はきつくなり岩場が多くなります、ダケカンバの樹林帯をしばらく登り、この丸山ケルンが見えて来ます。ピークの向う側に目指す「唐松岳」が有ります。
第三ケルン時点で、20代の若者とその少し前で還暦の1人がリタイア。一番年長の私と少し下のもう1人の2人で唐松山頂を目指す事になりました。
丸山ケルンを過ぎると、唐松岳のピークが見えて来ます。
途中我ら2人は後から来る元気な登山者に追い抜かれながらも、風がさわやかで汗がしたたり落ちる事もなく写真左にある、ピークを登りひたすら唐松岳を目指します。
丸山ケルンと唐松岳の間に有るピークを回り込むように登って行くと突然「唐松岳山頂山荘」が現れます。
この写真は「唐松岳」登山道方向から山荘を撮した物ですが、山荘の向う側を登って来ました。
この山荘にザックを置いて、空身で山頂を往復します。
「唐松岳山頂山荘」の前から西方向を見た写真で、真ん中のピークが「剣岳」左の雲に隠れた山が「立山」すぐ下を「黒部川」が流れています。
この写真も剣岳の山頂がかろうじて見える瞬間を撮りました。残念ながら立山の雲は無くなる事が無く残念でした。もう少し時間が早ければすっきりした写真が撮れたと思いますが・・・・・・
写真は山荘から「五龍岳」を撮った所です。東側から雲がどんどんわき上がりますが、五龍岳山頂には雲が掛からず終始見えていました。
大きくどっしりとした山容は美しい!
雲の乱反射のためカメラが露出オーバーに成り修正の結果発色が余り良くありませんが何とかサマになりました。
この小屋の前から唐松岳山頂を撮った物です。
空身でもこの山頂への登山道は結構きつく、山頂では360度見渡せましたが、生憎雲が出て日本海まで見る事は適わず、又南方面はすでに全般的にガスって視界は悪くなっていました。
唐松岳山頂で相棒と記念写真!
さて山荘に戻り「昼食」です。朝食に大きなにぎりめしを3個、そして同じにぎりめしを又3個食べ・・・・・・少し食べ過ぎ!
しかし先々週、妙高山に登った時「食いバテ」で動けなくなる寸前まで行ったので、今回はとにかく「喰う」事を徹底!
途中でもソーセージなどをパク付いたのでそれ程お腹がすいていた訳では無いのですが、とにかく喰う!喰う!
おかげで足が動かなく成るようなアクシデントは皆無、しかし・・・・下山の時腹がだぶついた!
下山は岩がごろごろして浮き石も多く用心しながら降ります。
年の所為でバランス感覚が落ちている事を身に染みながら転ばないように慎重に!
膝がガクガクでつま先も痛くなり、途中「八方池」で長めの休憩を取ってからなだらかな下りを黒菱平に向かいます。
先に下山した2人と携帯で連絡を取りながら下ります。携帯も中々繋がらず電波状態も余り良くありません。
黒菱平に付いた後、今日は温泉に入ってからキャンプ場探しです。
先の下山組に黒菱平でかねての計画通り「鬼無里村」にてあらかじめ温泉地を決めてもらい、その結果、黒菱平から18㎞程離れた「奥裾花温泉」へ行く事になりました。
しかし奥裾花温泉でキャンプ場の事を尋ねたら、今は営業をして居ないとの事。サ~困った!
後から解ったのですが「豪雨」の為、道路が土砂崩れで通行できないらしい。
仕方なしに、温泉のフロント係の方に宿は有りますか?・・・・・今日は満員です!
とつれない返事!
サ~困った!
じゃ~このまんま東京へ帰るか?・・・・・と相棒!
そりゃ~あんまりだ!・・・・・・と、私!
フロント係の方 コテージなら空いていますが・・・・・・(それを早く言ってヨ!)
で写真がソレ!
未だ真新しく綺麗な建物です。
温泉のスタッフが突然の宿泊に右往左往して居ましたが、皆さん人の良い方ばかりでした。
宿が決まれば、後は温泉に入った後、キャンプ用に用意した料理と酒で「宴会」です。
おかげで、テントを張る事もなく布団で寝られるし、終わりよければ全てよし!!