J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

八ヶ岳硫黄岳登山Ver1からの続きVer2

2023年08月07日 | ハイキング・山登り
2023年8月2日 この日本沢温泉から硫黄岳に向けて歩行を開始する。
思ったほど好天では無いものの良い登山日和だ。
タイトル写真は爆裂火口の縁から北方向夏沢峠方面を撮ったもので眼下にヒュッテ夏沢の屋根が見える。




朝5時の本沢温泉から見える硫黄岳爆裂火口





この日は本沢温泉を出発して夏沢峠から硫黄岳山頂へピストンとなります。本沢温泉に荷物を預けサブザックに軽量化して登山開始。戻って来て本沢温泉で、朝作ってもらったお弁当を食べ昼食にします。荷物を回収して本沢温泉入り口まで全行程6時間半ほどの強行軍となります。




本沢温泉の朝食写真プラスご飯(やっぱり山小屋の朝食・・・・)途中でシャリバテしそう・・・・・




食堂の窓際に餌台が設置してあり小屋番のお姉さんが餌付けをしているらしく「ウソ」がたくさん寄って来た。





この写真が旅行番組などに登場する日本最高所にある露天風呂、朝も早いので流石に入っている人は居ませんでした。





原生林の中を沢に沿って登ります。





余り目立つ花木も無く、きのこ類が結構生えていました。それとコケ類が多いです。





爆裂火口の見え方も標高が上がるに連れ変化します。





夏沢峠が近くなると傾斜も次第にきつくなります。





1時間ほどで、やまびこ荘の小屋が見えてきました。現在やまびこ荘とヒュッテ夏沢は閉鎖中でした。トイレも使用出来ないので要注意です。




夏沢峠は天狗岳・オーレン小屋・硫黄岳方面の分岐に成っています。





10分弱登ると旧登山道が崩れ迂回路が出てきました。写真右手を回り込み20m程ゆくと元の道に復帰と森林限界も近い。




更に10分ほど登ると視界が開けやまびこ荘の屋根や遠くの景色が見えてきます。





北アルプスがよく見えます。大キレットや槍ヶ岳がよく見えます。残念ながらこの日は雲が湧いてくるのが早く、望遠レンズで見ても白っちゃけた不鮮明な画像にしかならず。シャッターは押しませんでした。




遠くの山塊は浅間山と思われます、1時間程前はもう少しくっきり見えていて、噴煙らしきものも見えていました。




所々ガレた登山道になり、一番苦しい登り! 以前登った時猛烈な風で可也緊張しました。
その時小学生だった次男は相当怖かったらしく「帰ろうよ・・・・」と言ったのを思い出します。




山頂はまだ先!





ケルン越しに手前天狗岳方面





このガレた西側の登山道は生育条件があまり良くないのか高山植物が少ない、写真はオンタデ?





登山道も稜線上になり東側も見えるようになりました。爆裂火口の縁を歩くようになります。





硫黄岳山頂、標高2.760m。看板がチョイト興ざめですが山頂標識!。以前登頂した時この少し手前で、新調したばかりの帽子を強風で飛ばされ爆裂火口に吸い込まれたのを思い出します。




山頂の南側八ヶ岳山塊と主峰赤岳、今回硫黄岳から赤岩の頭迄往復する計画でしたが往復30分程とは言え急な傾斜にビビって諦め、ここからピストンにしました。




私だけ爆裂火口の縁を歩き本来の硫黄岳山頂(標高2741.9m)方面に行きます(途中で通行禁止)





こちらがわの硫黄岳から見た赤岳を中心とする山塊のほうが形が良い、すぐ下には硫黄岳山荘も見える。





東側に見える街は南牧村や小海町辺りだろうか?





行き止まりの場所から西方面の爆裂火口と登って来た方向、やまびこ荘の屋根が見える。





半分切れていますが左から「横岳」「主峰赤岳」「阿弥陀岳」迫力がありますね!





戻りながら変化する爆裂火口越しの景色を撮ります。




リンドウが咲いていました。





下山します。登る時は必死で余裕もなかったのですがガレ場の脇に咲いていました。ミヤマダイコンソウ? 

この後、本沢温泉に戻りますが下りの時ガレ場で浮き石が多く息子や孫が可なり難儀していました。ピストンなので下山の写真は余りありません。
本沢温泉でデポしたザックとお弁当で昼食休憩を取り駐車場まで下山します。




本沢温泉近くまで来て撮った写真です。苔ではなく地衣類の「コナアカミゴケ」らしいです。硫黄と硫化水素の匂い? がする場所に群生していました




ゆく時は誰も居なかった露天風呂に女性が入っていました。もちろん水着姿です。
でも明るいのにどこで着替えるのかな?・・・・・




露天風呂から少し下の沢です。





本沢温泉のすぐ下に咲いていた「クリンソウ」の種が着いたもの。





来る時は余裕もなく熱中症寸前の状態で下ばかり向いていたので気が付かなかったのですが見上げたら咲いていました。「ソバナ」?




ミヤマオダマキ





ようやく中間点のゲートの所まで来ました。ここからまだ1時間ほど歩きます。





そしてようやく戻りました。この登山口に着いた時はホッとしました。実質行動時間は6時間半ほどかかったでしょうか?休憩時間も合計1時間半ぐらい?
可なりの強行軍でした。




この日は「稲子湯」に宿泊します。写真は稲子湯の夕食。
稲子湯の温泉は源泉そのもので茶色く濁った温泉で湯口の温度は高めでした。
以前に宿泊した時は建物を改修中の時で何年前だったかナ~?・・・・・・
翌日は当初の計画のみどり池迄、往復は取りやめ、何故と言えば腰や節々が痛く筋肉痛もあり階段の上り下りがきつい。
で八ヶ岳南側の原村までドライブ、八ヶ岳自然文化園で遊ぶことにしました。ここに来るのも20年振り位でしょうか!

今回のBlogはこれで終了します。

   八ヶ岳硫黄岳登山(本沢温泉入り口~硫黄岳往復)Ver1 2023年08月05日



追記
5月終盤から8月までにコロナ濃厚接触者に2回もなりましたが、幸い罹患しなくて済みました。初めの濃厚接触は長男で、旅行へゆく予定でしたが2日前にキャンセルをしました。二回目は7月の月末、次男の嫁さん。
今の所なんとも無いので罹患していない模様、一回目の時は3日後に抗原検査キットで測定しましたが陰性ででした。
両患者とも39度前後の発熱があり、その時点でマスクと換気を徹底しアルコール除菌をすることでなんとか乗り切れた様です。
8派以上の感染爆発の可能性があるようですのでメディア報道に迷わされず。
しかし5類に移行後なのでなんの公的サポートも無いので、酷いもんです。
6回目のワクチン接種も様子見で、感染しない所を見ると「交差免疫」が効いているのかな?・・・・・
どうか読者の皆様もくれぐれもご用心のほどをお願い致します。