桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

城巡り3

2017-04-10 06:32:40 | 旅行
2017年4月5日、バスツアー「桜の名城9選」の最終日
は、まずは日本初の重伝建である妻籠宿を見学して、
それから国宝松本城に行きました。


国道256号線沿いの第1駐車場でバスを降り、家並の
細い路地を通り抜けて、妻籠宿の町並みへ出る処です。


町並みへ出た所で見た左側。


こちらは右側。まずは、こちらを歩いて行くことにしました。


歩き始めてすぐに出てきた梅の古木。苔に覆われて
いました。


少し先へ行くと右側に脇本陣奥谷(重文)がありました。


横に付けられたこの門が、どことなく趣がありました。


こちらは脇本陣の対面側にあった妻籠宿ふれあい館。
無料お休み処の札が下がっていました。


中に雛人形がいっぱい飾ってありました。いったい
何体あったのでしょう?


その並びの妻籠宿本陣。島崎藤村が務め、藤村の母の
生家だったようです。


敷地の中をちょっと覗いて撮りました。建物内には入り
ませんでした。


こちらは進行右側の郵便資料館。藤村の『夜明け前』にも
開局当時の様子が描かれているみたいです。


こちらはその斜向かいの観光案内所。明治・大正期らしさ
を感じさせる建物でした。


その観光案内所の所で道が分岐していました。左へ行く
と光徳寺、真ん中の道はやがて右の道と合流、右の道を
歩きました。


ちょっと坂を下るとシダレザクラが出てきました。


その先の町並み。宿屋が何軒か並んでいました。


松代屋という宿屋さん。表の戸が開いていたので、中を
撮らせてもらいました。今も営業しているみたいです。


道が合流する所にあった下嵯峨屋。裏で宿屋をやって
いるみたいです。


合流した道が少し高くなるので、下嵯峨屋の屋根を撮る
ことができました。昔懐かしい石を葺いた屋根でした。


これはちょっと先に行った所の石仏「寒山拾得」像。
双体像が珍しく、国内唯一のもの。


その隣の延命地蔵。江戸後期光徳寺住職が安置したと
いわれています。


上嵯峨屋。江戸半ばの木賃宿。


寺下の町並み。この先で町並みが終わるので、ここから
戻ることにしました。


戻りは上の道を行くことにしました。歩いて行くと
光徳寺に突き当たりました。


境内隅にあった地蔵堂。横に、光徳寺の鬼瓦が立て
かけてありました。


光徳寺の裏に何やら木造校舎のようなものが見えたので
行ってみました。旧妻籠小学校でした。


近くを通りかかった御婦人に尋ねたら、南木曽小に
合併されて、今は皆そちらにいっているみたいです。
子供がいなくなった、と嘆いておられました。


最初の地点まで戻り、こんどは反対側の町並みを歩き
ました。右に水車小屋、その前の熊谷家住宅、真ん中
に見えるのは高札場です。


いろいろな高札が掲げられていました。


その先を行った所に、口留番所跡という表示が立って
いました。関所の跡みたいですね。


さらにその先の鯉岩。余り鯉には見えないのですが、
地震で頭の部分が落ちてしまったそうです。ここ迄で
妻籠宿の見学を終了し、バスへ戻りました。


最後のお城、国宝松本城へ向かう処です。周囲一帯は
松本城公園になっています。


こちらは天守裏側になるのでしょうか、内堀に浮かぶ
ような形で堂々たる姿を見ることができました。この
後、時計と逆回りの方向に歩いて行きました。


斜めの方向から見る位置にきました。


これは横からの位置ですね。


本丸への入口近くまできました。


入口から入って、この黒門を抜ければ本丸です。


本丸にきて、正面から松本城天守を撮りました。


天守内に入って、使っている梁の太さに驚き、思わず
撮ってしまいました。


突上戸から下に見えた本丸を撮りました。


天守最上部中の様子。


鴨居に国宝指定書が掲げられていました。それによると、
天守五棟が昭和27年3月29日に国宝指定されました。


こちらは中層部(四階)の御座所。四方の格子から光が
入ってきます。


月見櫓の内部。ここから夜空に浮かぶ、あるいは内堀に
映す月を眺めたのでしょうか?


外からその月見櫓を撮りました。


最後、埋橋を前に斜め方向から天守を撮り、今回の城巡り
を終了させました。

今回の9城巡り、移動距離が長く、中々一カ所で時間を
とれなく、見残した所がいっぱいあったと思います。
それでも少しは、日本の築城技術の粋を垣間見ることは
できたかな、とも思っています。こうした企画があれば、
また参加したいですねー!?
コメント
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