市民に安全で快適な住環境づくりと地元業者への活性化策として、民主商工会を中心に建設業界が求めていた「住宅リフォーム制度」が早ければ10月中旬から受付を開始します。
佐賀県が20億円の基金を積み立て、それを原資に2011年から2013年までの3年間実施されます。
対象者は、県内居住者で、自ら所有し、住居している住宅が条件です。
●基本助成=住宅リフォームに要した工事費の15%以内(20万円が限度額)
●加算助成(県補助)①耐震工事②エコハウス③UD化④県産材活用⑤三世代同居=20万円が限度額
●加算助成(市補助)県助成に準ずる=10万円限度(市内業者に依頼した場合)
全ての条件をクリアーすれば、50万円の助成を受けることができます。
※工事にあたっては、県内業者(市内業者)が請け負うことが必要です。
詳しくは、私か市の建築課にお問い合わせ下さい。
私が、「住宅リフォーム制度」の実施を議会で求めていた7~7年前は、答弁する担当部署さえ決まらずにいました。
「個人資産形成になることには助成できない」「助成を受ける人とそうでない人に差別がうまれる」「多額の資金が要る」などと実施しないための理由を次々と考え答弁し拒否をしてきました。
しかし、「経済波及効果が大きい」ということ「今あるものを大切に使い安全で快適な住環境をつくる」ということに有効であるということが認められ全国に広がってきたのです。
唐津市も、佐賀県がやるのであれば「実施する」と重い腰をあげたものです。
私にとって、少し不満はありますが、住民のみなさんや関係団体のみなさんと運動してきたことが一つ一つ実現していっていることは嬉しいことです。
これからも、住民目線で要求実現に粘り強くがんばります。