昨日で9月議会が終わりました。採決でこれまでにない異変が起きました。
最終日の討論に志佐治徳議員が、今議会の注目であった「大手口再開発ビル」に入居する唐津市の3フロアー取得とその中の「市民交流プラザ」運営費問題でした。
運営費では、九電の5億円の寄附を当て込んで「18年間は市費の投入がなくても運営できる」としながら「試算ミス」というあってはならないことから「9年ももたない」ことがわかったのです。
問題は、執行部対応です。
ミスが、9月議会前に判明していながら1日に開いた全員協議会では「等価交換」の説明はしましたが、運営費については「黙り」を決め込み「議案審議」のなかで明らかにし、積算根拠の資料提出も後手後手の有様でした。
さすがの与党の志政会も「運営費について執行停止」の付帯意見をつける委員会まとめをしました。
志佐議員は、行政のプロがやってはならない不手際が、日赤病院の移転先探し、厳木工業団地造成などでも現れていることを指摘し、リーダーとしての「市長の責任は重い」と指摘し反対討論をしました。
賛成討論は、公明党の中川幸二議員が「公明党を代表して」と「予算執行に当たっては慎重に実施して欲しい」と注文を付ける程度でした。
志政会からの賛成討論はありませんでした。
採決では、志政会の楢崎三千夫議員が退席。一人会派の酒井幸盛議員。公明党の宮崎千鶴議員と日本共産党の3人が反対しました。
驚いたのは、「公明党会派を代表して」賛成したはずの会派の一員である宮崎議員が反対したことです。
会派とは「同じ思想で行動をともにする」ものです。
公明党は、宮崎議員を除名処分にするのでしょうか。
今日は、議会などで遅くなりましたが稲刈りをします。