こんにちは浦田関夫です

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生徒は、学校や先生を選べない

2012年07月15日 06時17分26秒 | Weblog


 大津市の中学男子生徒が自殺した問題で、生徒が通っていた中学の校長がやっとマスコミの前に出てきて釈明しました。

 生徒が亡くなる6日前に「生徒がいじめを受けている」との情報を受け、担任らが話し合っていたことを認めましたが、「けんかと思った。自殺前にいじめの認識はなかった」と述べ、「対応が不十分だった」ことを認ました。

 「イジメとケンカ」は連携していることは周知の事実です。
ここにも校長に(教育委員会も含め)「イジメを認定したくない」体質があります。
イジメを認めると、教育委員会から「指導力不足」を指摘され、改善策を求められ、「ダメ教師」との烙印が押されるのが恐いのです。

女子生徒からの「イジメ」の通報を受けながら、通報した生徒からの事情聴取をしないまま、生徒指導担当ら5、6人の教諭で「ケンカ」と結論づけています。
ここにも、「イジメを認識したくない」との「先入観」で判断していたことがわかります。

 いじめに気づくチャンスはいくらでもあったのに「見逃していた」では、自殺に追い込まれた生徒や親族にとって納得できるものではありません。

生徒は、学校や先生を選べないのですから。
コメント (2)
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