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不正入札事件で揺れる唐津市役所で、今度は、教育委員会で不祥事が起きていました。
新聞報道によると、昨年11月に市教委の男性指導主事が、女性教員からセクハラを訴えられ、市教委は、その男性指導主事に2月23日の臨時教育委員会を開いて「文書訓戒」処分していたことを発表していませんでした。
市教委は、昨年11月に問題を把握しながら「男性指導主事が酒に酔って覚えていない」としているため「事実関係が特定できない」と処分をしていました。
女性教員の訴えが事実なら、停職か減給にあたる「懲戒処分」に該当する事案です。
市教委の隠ぺい体質が問題です。
男性指導主事は、2月から職場復帰していながら、「復職はしていない」と新聞社の取材に答えています。
さらに、昨年11月にセクハラの指摘がありながら、2月19日の新聞社の取材に慌てて「臨時教育委員会」を開き、23日に処分を決めました。
新聞社の取材がなければ、事件はな表には出なかったのではないでしょうか。
教育長の「力量不足」では済まされない問題です。
男性主事は、事件発覚後いったん「退職願」を提出、有給休暇を消化する形で休んでいましたが、「示談が成立した」として、2月から「職場復帰」をしていたといいます。 臨時教育委員会の処分を受けて23日付けで、あらためて「退職願」を提出しているといいます。
不正入札事件の対応や今回の市教委の対応といい、危機感がありません
できれば公にしたくない「隠ぺい体質」が市役所をまん延しているように感じるのは私だけでしょうか。
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