安倍首相は、昨日の記者会見で「加計学園」の獣医学部設置や森友学園問題での国会答弁と対応について「深く反省する」と述べました。
一連の安倍首相の発言や国会対応の影響で支持率が急落したことを受けたことで「反省の弁」で取り繕うとする魂胆が見え見えです。
その証拠に、「一つ一つ丁寧に説明していく」と述べながら、国民が望んでいる「真相解明」に向けた調査や情報公開への取り組みは語られていません。
謙虚さを演出し、政権批判をそらそうという思惑が見えます。
新聞報道では、森友学園を強制捜査し「補助金問題にすり替え」ようとする姿勢です。
森友学園問題は、国有地が不当に安く売却された問題に、安倍首相や昭恵夫人がかかわっていたかどうかです。
加計学園問題も、獣医学部新設に安倍首相のお友達のために行政が歪められた事にあります。
くわえて安倍首相は、2020年までの改憲施行に向けては急ぐ考えを示しました。
反省どころか「暴走政治」を推し進めることを宣言したようなものです。