昨日は、ローマ教皇が広島と長崎市訪問し、核兵器廃絶や平和を求めて演説し、原爆犠牲者のために静かに祈りをささげました。
「勇気を与えてくれた」「核廃絶へ頑張りたい」。被爆者や平和運動を続ける若者からは、教皇の言葉や姿に感銘を受ける声があったといいます。
「教皇は長崎を最後の被爆地にするための決意」を述べました。
長崎原爆被災者の田中重光会長(79)は、「爆心地で長い祈りをささげたことに感動した」と話し、長崎市の原爆落下中心地の前で教皇に花輪を渡した被爆者の下平作江さんは、「教皇は世界から核兵器を廃絶しないといけないと実感してくれたと思う」と語ったそうです。
ミサの会場となった長崎県営野球場には約3万人の信徒らが集い核兵器廃絶を願う祈りをささげたそうです。
このようなことが、少しでも「核廃絶」に向かえばと思います。