アフガニスタンで長年、かんがい事業や医療支援に携わって来た中村哲医師が昨日、現地で何者かの銃撃を受けて死亡したと報道がありました。
中村医師の志半ばの死亡に心から哀悼の意を表します。
中村医師は、医療やかんがい整備などの支援事業を40年近くにわたり続けてこられました。
一度だけ、中村医師のお話を聞く機会がありました。
身の危険を顧みず現地の暮らしを支える活動をされていることに「スゴイ日本人がある」と思って聞きました。
それから、中村医師の本を何冊か読み、募金もしました。
講演で「日本は平和憲法9条があるから(現地の人から)信頼されている」と話されたことが印象に残っています。
くわえて「医療だけでは命は救えない」とおっしゃったことです。
干ばつで、作物が育たない大地に水路を引くことで膨大な農地にする事業に携わるきっかけとなったそうです。
中村医師のご冥福をお祈りします。合掌。
写真は、今朝の佐賀新聞です。