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昨日は、佐賀市で大事な会議の後唐津市水産会館に駆けつけました。
社会科教師が語る「憲法の成り立ちと今日の状況」という憲法学習会を聞くためです。。
日本国憲法の三原則は、国民主権、平和主義、基本的人権です。
学校現場では、「平和教育」が以前からすると後退している現状として、修学旅行に広島や長崎、知覧などが、一部の学校は「スキー合宿」に変わっているそうです。。
平和教育が疎かになっている原因は、「教師の多忙化」にあると指摘されました。
もう一つは、「組合離れ」です。
労働組合運動をしない教師が「労働三権」(団結権・団体交渉権・団体行動権)をどうやって教えるのでしょうか。
ある中学校の平和教育で、80歳代の男性が、極寒のシベリア抑留を中学生の前で語ったそうです。
隣の人が亡くなると、周りの人が亡くなった人の着ていた服を先を争って奪うさまを話し、戦争は、人間の理性を無くすもので、「絶対に戦争をしてはいけない」と話されたそうです。
平和教育の大切を学んだ学習会でした。