けさの新聞に、「学術会議推薦の6人見送り」との見出しで、政府方針に異論の学者らを学術会議の新会員に任命しなかったことを報じています。
「日本学術会議」は、学者の立場から政策提言する国の特別機関です。
推薦候補の任命拒否は、現制度になった2004年度以降で初めてだそうです。
強権的だった安倍首相さえ「日本学術会議」が推薦した新会員を承認してきたもので、菅首相は安倍首相よりも「人事権で強権政治」を見せ始めた、極めて危険な体質を現した事になります。
加藤官房長官は1日の記者会見で「首相の下の行政機関である学術会議において、政府側が責任を持って(人事を)行うのは当然」と述べたそうですが、理由は説明しなかったのも納得できません。
9月30日に学術会議会長を退任した山極 寿一氏は取材に「退任直前に知らせを受け、理由も言われていない。(政府の行為は)学問の自由への介入だと言われても仕方がない」と批判したそうです。
写真は、「市民アンケート」配布中に見かけたお花です。
晴天に恵まれ、ご意見や生活相談、市議選での励ましなど楽しい一日でした。
今日から、令和元年度の決算審議が13日まで続きます。
「市民目線」で、予算の執行を見届けたいと思います。