昨日の伊藤一之議員の一般質問で、寺田総務部長は、現在の原子力防災計画について「安倍首相も承認された防災計画であり一定のレベルある」と答弁しました。
「一定のレベル」がどの程度のものかは判断が分かれるところですが、今の原子力防災避難計画は「緒についたところ」ではないかと思われます。
避難受け入れ自治体との個々の協議はされていません。
市民が避難する場所と経路をどれだけの住民が知っているでしょうか。
5㌔圏内の住民へ安定ヨウ素剤の配布率は50%を下回っています。学校や児童クラブの子どもの「引き渡し」についても手が付けられていません。
西九州道路での避難計画でも「渋滞すれば迂回させる」という事も知らない人が多い。 市民の生命と財産を守るべき唐津市が、こんな状態で「一定のレベル」と言えるのでしょうか。
今朝の佐賀新聞には、峰市長について「防戦の船出」と一般質問を終えて峰市長の答弁についてコメントがありました。
「国際会議ができる施設の設置検討」「給食の無償化」「全教室にクーラーの設置」などを掲げ「私が変えます!」としていたものが「財政の状況を見ながら」と後退していることに警鐘を鳴らしているものです。
峰市長が、本庁舎建設、ボートレース事業管理者の選任など前市長のレールを踏襲していることに私は大変心配をしています。
6月議会でどんな「峰カラー」が発揮できるか注目したいと思います。
今日から「分科会」(4分野に分かれて質疑するもの)です。「分科会」は係長クラスまで答弁できるので細かいところまで質疑できます。
私は、「産業経済分科会」です。地域経済の分野を担当します。