2か月くらいぐだぐだと買わずにいたレジかごバッグ(前のはニャンコにおしっこをかけられ捨てたのだ・・・)、昨日ようやく買った。なのに今日、夕飯を食べて「結界師」など見ていたら、ピンポ~ン・・・「こんばんはー、中○新聞です」そーいや、アンケートに来るってチラシが入ってたっけ。「日頃の配達状況とかいかがですか?何かご不満な点はありませんか?」「別にないです」「そうですか。あ、これ、ドラゴンズ優勝記念の粗品です」「それはどうも・・・」それは、ドラゴンズのマスコット(名前知らん・・・)と、○日新聞の朝刊まんが「ほのぼ○君」がプリントされた、レジかごバッグだった。・・・なぜだ・・・。なぜ買った翌日に・・・!どこまでも間の悪い女だ・・・
で、昨日本屋へ立ち読みに行った。「ハガレンはどうなっているかしら・・・まあ、アームストロング少佐のお姉さまってス・テ・キ・・・」はい、次。「ラッキー、まだLaLaあったわ。今月は遥か(※遥かなる時空の中で)は休みか・・・。デーモン・サクリードは・・・あったあった。先月LaLa読んだっけ?覚えてねーなー・・・ぶつぶつ・・・」(年なので忘れっぽい。プチ・アルツと呼んでくれ・・・)
「愛していると言え」
ぎゃーっ!!へ、ヘルムート様ったら!忍(男ですよ)に無理やりそんなこと言わせて!!強制プレイ?!さすがはキング・オブ・S!(←誰が決めたんだ・・・って、私だ!)忍は忍で「そんな心のこもっていない言葉だけ言ったところで何の意味があるんだ」(心をこめて言いたいのか?)と悶々とし、言わせられたあとは激しく消耗して「こんな言葉を言うだけでこんなに参ってしまうのに、彼に対する気持ちが変わるとは思えない」とぐったり。(しつこく言いますが、科白はすべて不正確。ま、だいたいそんな内容ってことで!)いやはや、参ったね!
知らない方に説明しますと、「デーモン聖典(サクリード)」は樹なつみの連載中のSFマンガ。主人公は別にいますが、私の一押しカップル(?)ヘルムートと忍は異母兄弟。ヘルムートは使用人のこどもで有色人種の血を引いた忍を苛め抜き、それが目に余った父に全寮制寄宿舎に入れると言われ、あてつけに忍の目の前で自殺した・・・はずだったのに、なぜか生きている。
デーモンとは異次元の霊的存在で、生存する時間軸が違うため、人間とデーモンが接触すると人間の時間が逆戻りし、消滅してしまうのだが、「鎖」と呼ばれる一部の人間だけは消滅せず、しかもデーモンを支配下に置くことができる。(その際デーモンは、接触したときに「鎖」が心の中で一番強く思う―憎しみであれ愛であれ恐怖であれ―相手の姿をとる)更にその「鎖」の中に「聖典(サクリード)」というものがおり、唯一無二のものとしてそのデーモンを愛し(友情でも愛情でも肉親の情でも可)、それを言葉で伝えたときに、デーモンは「恍惚の死」を迎えることができる。デーモンたちが人間に接触しようとするのは、自分の「聖典」を探すため、つまり、愛=死を求めてのことだったのだ。
という、設定からしてエロいマンガでございます。デーモンたちの中でも最も長く生き、最も高位の「赤龍(レッド・ドラゴン)」というのがいるのですが、どうもヘルムートが自殺したときにそいつがヘルムートに接触して消滅させ、それを見ていた忍と接触したところ、忍は「鎖」だったので、レッド・ドラゴンはその時忍の心に焼きついていたヘルムートの姿をとって支配下に入った・・・らしいのです。(まだ確かではない)しかし忍は「ヘルムート」に対しては強烈な恐怖を植えつけられてしまっているので、レッド・ドラゴンと思われるヘルムートは関係を修復しようとあの手この手を使うのですが、あいにくどうもそれが「歪んだ愛(笑)」なため、忍には全く通じず、いらだって「可愛さあまって憎さ百倍」状態。ついつい虐めて(・・・るよねぇ?)しまうのでした。
というわけで、私は「ヘルムートってば下手だなあ」と思いつつ、そっと応援しているわけです。ああ、楽しい・・・