フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

桜前線

2020年04月06日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 1週間前の降雪の時はまだ桜はつぼみだったが、昨日はもう5~7分咲き。雨の合間を縫って近所の公園に夫と犬と散歩に行ってきた。
 
 桜はこんな感じ。でも、この公園は市内でもちょっと高台にあるせいか、開花が遅めかも。今日上下水道局へ行ったら(畑にする土地のガス水道管の埋設状況を調べに行ったのだ・・・)、そこの桜は満開だったし。
 公園には他にも花が咲いて、湿地や池があるので冬眠から覚めたカエルの鳴き声も聞こえた。
 
 
 ミズバショウとユキヤナギ。私はユキヤナギよりもコデマリが好きで、以前住んでいた一軒家にも植えていたし、結婚式のブーケにも入れてもらった。これから庭&畑づくりが始まるので、またコデマリも植えたいなあ。
 
 
 これらは雑草だらけの庭に生えている「ヒメオドリコソウ」と「キュウリグサ」。
 ヒメオドリコソウは新潟に来て初めて見た。ものすごい繁殖しまくっている外来種。名古屋では似た春の草だと「ホトケノザ」がメインなんだけど、なぜかこちらでは見かけない・・・。不思議。キュウリグサは小さくて目立たないけど、オオイヌノフグリと並ぶ春の青い花として私は好きだな。
 オオイヌノフグリと言えば、別名「天人唐草」。こういう名前があるということを、私は山岸涼子のマンガで知ったんだけど、私の中では萩尾望都の『イグアナの娘』と同じテーマに分類している作品。『天人唐草』の方の結末には救いがないけど。女が女として生きるだけでかけられる呪い。母が娘にかける呪いだが、それは結局世界、社会、世間という、男たちが女性にふるう抑圧と権力と暴力が根にある。山岸涼子と萩尾望都は非常に強くフェミニズムを意識して作品を描いているマンガ家だと思う。『イグアナの娘』などは自分のことかと思って読んで泣いたな~~。