湯澤の瀧 高さ五丈、幅三尺、本村申の方、字湯澤に発し、同所に落つ。
下流は大岳川に入る。(旧上村 現佐久穂町)
手掛かりは昭和初期の町村誌に記載されていた上記文面のみ。
前回の記事を見ていただいた釣り師さんから前回私が断念し引き返した
すぐ上で滝を見ましたとの情報をいただいていました。
10月上旬、ようやく再訪して確認できました、前回引き返した100mくらい上だった。
文面にある滝の規模とは違うように思うが、地元のご老人の話で
「湯沢の滝は災害で崩れたが 二の滝はあるよ」 と聞いていた。
多分二の滝に対面できたのだと思う。
林道は笹ヤブに覆われている ここからスタート、前回は熊のフンがあった
出合ったら一人なので熊には勝ち目がない ちょっと心細いが・・
道は無くなり沢に入る
小さいナメ滝が次々と
斜面を行くより小滝を超えて行く方が楽だ
砂地にデカいクマの足跡、 鈴を鳴らす
次々と小滝 滝を登ったり 高巻いたりして超えてゆく
前回引き返したあたり・・ さらに詰めて行くと・・
滝が見えた!
湯澤の瀧 (多分二の滝) 落差6m
吾輩のザックが・・ ↑
滝下流 引き返します
始まってる・・
滑滝下り・・ 私めの影も大きくなってきた
15:30分 戻ってきました
道なき沢、4時間の探索でした
探し出せてよかったが 一の滝の謎が残った、崩落はほんとか、もっと上流にあるのか・・
宿題が残った。
141号から299に入りすぐ石堂川沿いに上流を目指し湯沢に入るのです。
かなり山深いですね^一般的ではありません^。
麦草峠、白駒池で鳥さんも良さそうです、冬季閉鎖になる前の峠越えですね
峠はもう冬の様相でしょうか。
今回の深山の滝見も、努力と汗の結晶の滝見ですね。それぞれの画像には、努力の重みを感じます。
佐久穂町、八柱山とのことですが、国道299線のどの辺から沢に入るのか、想像もできません。道無き道を分け入ることの大変さを感じます。
八柱山の山麓には、クマもカモシカもいそうです。
私は、その内にお気楽に国道299線を使って、麦草峠にでも行ってみようかと考えています。
探せば探すほど難しい滝が残ってきますね、八ヶ岳八柱山が水源ですが
土石流危険地帯にあります、文献と地元のご老人の話から
滝は二つあって一つは土石流に巻き込まれている? 一つは今回見た
二の滝だろうと推察しますが定かではありません、
文献の滝は五丈=15m規模なので下流に無くさらに上流にあった、
(あるだろう)と推察できます。
でも湯沢で滝らしい滝に出逢えてよかったです(^^)
こんな小さな滝ですがご覧いただきありがとうございます^^)
熊には狭い谷でお互い逃げ場のないようなところで遭遇したり、
何度も鼻息の聴こえそうな距離で遭遇したりしていますがまだ生きてるのが不思議です^^;
何度も無事でいられるわけないのでやはり恐いですが
探索する滝は大方そういう場所にあります。
小さな滝でしたがいい表情をしていましたよ~、右から左からニタニタしながら撮ってきました(笑)
一の滝なのか二の滝なのかはっきりしないもどかしさが残ってしまったのは、残念でしたが。
湯澤の瀧、美しいですね~! 出会えてよかったです。
それにしても道なき山や沢を登ってを4時間歩きとは、
恐れ入ります。
途中では熊の足跡もあったりして、鈴を鳴らしても不安ではないですか?
この滝は、こだるさまに観てもらえて喜んでいることでしょう。