女鳥羽川 松本市街地を穏やかに流れる美しい川
久しぶりに女鳥羽川上流を歩きました
女鳥羽川は市街地で見る川とは様子が一変します
女鳥羽川上流は険しくもあり、神秘の谷でもあり
◆松本市三才山から歩き始め
左は美ヶ原ロングトレイルの烏帽子岩ルート 女鳥羽の川に入るには右をとる
壊れかけた橋
花は少なくなっていた フシグロセンノウ
堰堤をいくつか超える
やがて川は狭まってくる
なんと1931年 88年前に造られた滝かと思う石積堰堤
小滝をザブザブ超えながら奥へ
階段状の岩盤を流れ
磨かれた白い岩盤 美しい
足跡のような・・浸食によるポットホール
谷は狭いゴルジュとなって侵入を阻んでくる
魚止の滝 5m
両岸岩盤にふんわり積もった土が 足を軽く置くだけでストンと落ちる 滑落しそうになる・・
ここから先は普通の沢装備では危険 十分楽しんだのでこの日はここで引き返します
普段、山城探訪を趣味にしている者です。
山城に関する資料を調べていたら「長野県町村誌」という明治時代の資料に旧岡本村(現 松本市本郷地区)の女鳥羽川源流部に白滝という滝があると載っており、どんな場所だろうと気になって調べていたらこちらのブログにたどり着きました。
資料の絵地図にも中ノ沢の途中に大きな岩があり、その上流に階段状にも見える岩場(絵地図には暮木場とあります)があって白滝へと続いているので、こだる様が撮影された写真と符合しているように見えました。
ここが資料にある白滝と断定できるかわかりませんが、当時の人と同じ景色が見れた事に嬉しくなってしまい、このような駄文を送らせていただきました。
普段目にする女鳥羽川にこのような幽玄な場所があるとは驚きました。いつか自分の目で見てみたいです。
またこのような人を寄せ付けない様な場所を紹介して下さるこだる様に感嘆と同時に感謝いたします。有り難うございます。
今後とも御活躍されます様、祈念しております。
嬉しいコメントありがとうございます 老いぼれこだる 励みになります!
源流部は普段目にする女鳥羽川とは全く違う秘境の渓谷ですね
村誌の絵地図は私は見逃してしまったようです 図書館でまた見てみます
私の引き返した滝は「白滝」と姿かたちが非常によく似ておりますが
細かく確認しますと滝の落ち口の岩の形、
滝の両岸の岩壁の形が少し違っていて私はまだ白滝には未到達と思います
この上流には不動滝や夫婦滝などがあります、
この日それを目指したのですが白滝に似たこの滝の崖がズルズル滑って超えられず
そのままになっています、装備を改め十分なザイルも用意して
さらに上流を目指し上流の滝々もこのブログでご紹介できたらと思っています
できれば今年、水温が緩む初夏から冬を迎えるまでの晩秋までに・・
こだるは到達できたか たまに愚ブログを覗いていただけたらと思います
励みになりました ありがとうございます