華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

終わりよければ…

2016年06月24日 22時10分59秒 | Weblog
本日6連勤最終日。朝寝坊した。アラームはかけてあったけど、どうやらスヌーズ機能を止めていたらしい。起きる時間を15分ほど過ぎていた。朝の15分って大きいよ。
といっても私は駐車場探しに困るのがいやでいつも余裕をもって家を出ているので、始業にはまったく問題ない時間。いつもより10分遅れで家を出たけど、無事に駐車スペースも近くに確保でき、出社してからコーヒーを飲む時間もあった。やれやれ。

さて。
今日もリーダー。一緒にシフトに入った人はカジュアルスタッフだった。何度も書いたけど、カジュアルスタッフとは病院専属の派遣スタッフみたいなもの。要請されれば出勤するというスタンス。今日の人はうちの病棟で働いたことがなく、かつ新人さんだったので少々不安があるスタートだった。
患者さんは5名。担当患者数はほかの病棟に比べるとぶっこ抜きで少ないんだけど、大きく違うのは書類や各所連絡関係。小さい病棟ゆえに専属の受付係りとリーダー職に徹する人がおらず、必然的にその仕事は2人のスタッフのうちの病棟付きスタッフで経験が長い人になる。今日の場合は私。
朝の投薬は手分けしてするのだけど、新人さん(といっても2年目)だからなのか、その人だからなのか、ちーとばっかし仕事が遅い。私が4名を終わらせる間に1名終了。投薬が終わると同時に新規入院到着。このおじいさんが重ためで、立ったり座ったりしてもらうのに2人ががり。このおじいさんの諸手続きをこなしている間、当然ほかの5名への作業が後回し。
ようやく落ち着いてきたころに、女性の退院が決定。リーダーとして各所へ連絡。書類を準備。そして退院が決まった人が行く待合室へご案内。
そうこうしているうちに虫垂炎で来た男性の手術の番が来たので、申し渡しのために手術室へ。
落ち着いてきたころに新規入院のおじいさんが2度の排泄行為。
これらの間に当然通常のヴァイタルサインのチェックやベッドメイク等もこなしている。

いや~、忙しかった。飛ぶように時間が過ぎていった。

朝の休憩はとれたけど、お昼休憩は半分の時間で切り上げ。回診の後の記録を読んで、申し渡しのリストのアップデートもせんとあかんかったし。これが意外に時間がかかる。不思議なもんでコンピュータに座っていると電話もジャンジャンなる。久しぶりにノンストップな状況。
カジュアルスタッフの人はまじめに一生懸命にやってくれていた。初めて来た病棟では要領がわからず、手が遅くなるのは当然。ただ私自身もリーダー職の作業を完璧に把握してこなしているわけではないので、相手を助けながらこの役割をこなすのが精神的にきつかったな。プレッシャーで。相変わらずのチキンハート。
やれることはやったけど、午後スタッフへの申し渡しで説明しきれない部分が多く、あとで少し落ち込んだわ。

この6日間、ほぼ毎日リーダーだった。私は仕事をしているときは怠け者ではないという自負がある。必要があればさっさと動く方だと思う。ただリーダーの時は現場作業以外にもすることがあるので、そのあたりをうまく割り振るのもリーダーの仕事なんやなぁと改めて思った。座っていると怠けているように感じて抵抗があるのだけど、そのあたりには慣れていかんとあかんのやなぁ。

病院を出てすぐはたいてい仕事モードのスイッチが切れたばかりゆえに軽い興奮状態が続いていることが多い。だから帰りの車の中では「このあとは買い物に行ってー、ご飯作ってー…」とか思うのだけど、家に着くころにはモードもすっかりオフになってグッタリしている。特に今日は長い勤務の最終日だったのでグダグダモードにも拍車がかかっている(!?)状態。一度ソファに座ったらもう丸まるのみで動く気にもなれず、そのままベッドに移動してDを迎えに行く時間まで寝ていた。
夕食はわたしはうどん、Dは自分でサンドイッチを作って食べていた。野菜の摂取量がまじでアカン感じやわ。ほんまに食事、外注しようかしら?

明日からはなんと4連休(それは嬉しいけど6連勤は疲れるよ)。珍しく土日ともにお休み。Dと話し合いの結果、この週末に彼のコンピュータを購入することにし、どこかへ買いに出かける(当然リンゴ社)。オタクなDにはこの上なく幸せな瞬間に違いなく、今からちぎれんばかりに(見えない)尻尾を振っている。

私はゴロゴロはともかく、とにかく少しゆっくりしたい。夜勤4つの疲れも取れきってない中での6連勤はほんまきつかったもんね。明日はどこへ買い物へ行くか決めてないけど、和食のお店が近所にあるようなら食べに行きたいなぁ。

そういえば全然関係ないけど。
「できしな」で久しぶりに見たハセキョー。なんか顔、変に見えた。本当にハセキョー?と何度も目を凝らしたわ。いまだに疑問。
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