路上喫煙の違反未納率８０％

喫煙による健康被害意識の高揚から、条例による路上喫煙を禁止する自治体が増えたが違反金（１千円～２千円）を払わぬ違反者が多く、自治体は徴収に手を焼いている。（読売新聞）

０２年１１月徴収を開始、先駆けとなった千代田区や、昨年１０月から徴収を始めた姫路市では未納者率は８割に達する。千代田区では未収金が約１９７０万円となった。

未納原因は
○手持ちの現金が無いので後日振込みを選び結局払わない。
○うその電話番号や住所を告げられ追跡調査できない。
○対象者が多く、手が廻らない。
○差し押さえに動くにも小額で効率が悪すぎる。
○身元確認に欠かせない身分証の提示（任意なので）に応じてもらえない。
○禁止エリアとは知らなかった、説明がなかった。
　との言い分が多く不満が吸い逃げの背景にある。
　違反金は罰金でないので拘束力が弱い。条例による違反は身元確認の強制力がな　い。（任意なので）ことが要因とされる。

コメントランキングに掲載されたコメントの中で小生の意見に近いものとして、
いまだに「煙草を吸う権利」が優先されると思っている喫煙者が多いのではないか。
煙草を吸うことは他人に迷惑をかける行為だということをしっかり認識してほしい。

「煙草を吸わない人の権利」「煙草を吸う権利」を同等の権利でお互い様だと開き直る喫煙者が多い。
権利は人に迷惑をかけない範囲で主張できる根本を理解していない。

勿論「マナーの良い喫煙者」は上記には該当しない。
少なくとも、常習犯、確信犯などの悪質なケースは取り締まり、世間認知を進めてゆくことが大切と思います。