2011年度における日本の万引きの被害額は「4500億円以上」ということで損失総額は世界第2位だそうです。
ちなみに1位はアメリカとか。
別の調査では少々順位が変わります。英国のセンター・フォー・リサーチが調べた「世界の小売業におけるロスと犯罪により発生するコストについての調査」2010年によると、調査対象は42か国中被害額の最大は「インド」だった。
次いで「モロッコ・とブラジル」タイ、と続く。日本は以外と低い水準にあった。
日本の小売業全体の売上金は約82兆円。「万引き盗難によるロス」は約0・6%で「管理ミスによるロス」は0・4%であった。
「盗難ロス・管理ロス」を併せて1%のロスということで、このロス率は42か国中5番目に低いが、金額ベースではアジアの55%を占める高さであった。金額ベースで約8200億円となり、金額ベースではアメリカに次ぐ第2位であった。
小売店での窃盗で逮捕された万引き犯と店員はタイで580万人に上り、このうち14%は店員であった由。日本の万引きが多い理由の一つに警備が甘いこと。犯罪意識の低さがあるそうです。
シンガポールでは万引きの罪は7年の実刑。イラン・サウジ・ソマリアでは窃盗犯の手首は断刑という厳罰の由。命がけですから日本の万引き犯との意識の違いは一目瞭然。
爆買の中国人が窃盗したというデータは無いがバーゲン会場の様な買い方をする一団に日本の警備体制は対応できているのか。疑問も出た。
全てレシートに載っているか。
出入国管理・税関検査に万全の対策を望む。