しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

子育て税制優遇国際比較

2010年05月06日 | Weblog
OECD資料からです。
日本における税金面からの子育て世帯優遇度は世界の中で、極めて低いレベルにあり、子育て世帯の大変さに対して、殆んど報いる姿勢がないという結果となっており、この状態を放置しておいて、いくら保育所を整備しても、また家族の大切さを訴えても、説得力に欠ける。と指摘されている。

鳩山政権の5兆円子育て支援策が何パーセント改善するのかはこの資料には出ていなかつた。

子育て世帯への税制優遇制度は「子ども無し単独世帯」の税負担率(総所得に占める%)から「稼ぎ手1人子ども2人世帯」の税負担率を差し引き算出。
すなわち総所得額の何パーセント分が優遇されているかを示している。

ドイツなど上位7位までの国は、この値が2割前後となっている。
年収500万の世帯であれば、子どもを育てている方が税金上100万円以上有利となる。
日本は現在3.1%であり、比較対象国30カ国中25位であった。年収500万世帯であれば。16万円有利になるに過ぎない。

ちなみに最下位は今ニュースで出てくる「ギリシャ」でありました。
日本、韓国、も少子高齢化で人口減が進んでおります。2050年には日本は25000万人減の1億人と予測されております。

人口は国力だアと中国、インド、の鼻息が高いのに日本の人口減は国力衰退と見ない責任は政府にもある。と思うところです。

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2 コメント

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税制改革 (コーチャン)
2010-05-06 06:38:34
場当たり的な子育て給付金でなく、税制改革で恒久的な子育て優遇税制が必要と思う。
子どもが増えれば多くの需要が生まれ消費も増え、国力強化となるはず。1億3千万国民が1億を割る事態となれば英国、ギリシャの様な斜陽国家の恐れがあります。--
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訂正 (コーチャン)
2010-05-06 04:50:57
日本は25000万人減⇒2千5百万人減。
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