手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

会員の作品(2010年9月)

2010年10月17日 | 会員の作品
三谷和夫:屋上の露天の湯に浸りつつ早苗田ひろがる野を見渡しつ(新アララギ2010.9)
佐々木フミ子:菅笠に旅にて記ししみ歌あり薄れし墨痕たどりて読みぬ(新アララギ2010.9)
関澤喜久子:手賀沼に牛蛙鳴きて思ひ出づ嫁ぎしころのおびえし夜を(新アララギ2010.9)
細田雄子:帰るなき戦闘機に乗りて征きたりき七ツ釦にてりりしき面わ(歌会2010.9)
小口勝次:細き雨降りて筑波嶺煙る朝つつがなく友らの集ふを祈る(新アララギ2010.9)
松本ゆき:母の里にいとこ等と睦みしはるけき日炎天の庭のおいらん草なつかし(歌会2010.9)
木村和子:あかときのつくばの里を見下ろせば霧は動きて早苗田の見ゆ(新アララギ2010.9)
千葉照子:岩手からの箱を開くれば醤油焼く薫り広がり鰈の漬(づ)け焼き(歌会2010.9)
須田博:「貴方」から変る呼び名は「お父さん」年経て今は「おぢいちやん」となる(歌会2010.9)
今村和平:南木曽越え来たりし子規か幾つかの句碑に健やかなりしを思ふ(歌会2010.9)
今野英山:炊き出しに座りて講話を聞く人ら黙したるまま顔上げざりき(新アララギ2010.9)
高橋毬枝:五月雨をじつと眺めてわがをりぬうなだれし薔薇茎立つ茗荷(新アララギ2010.9)
小熊宗克:国立西洋美術館の「考える人」夕立の中に微動だにせず(歌会2010.9)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする