手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

会員の作品(2010年12月)

2011年01月09日 | 会員の作品
三谷和夫:欄干より傘をひろげて飛び降りし幼き日ありきその橋を過ぐ(新アララギ2010.12)
佐々木フミ子:朝顔が明日三十咲いたなら髪切ると決め床に入りたり(新アララギ2010.12)
関澤喜久子:待ち待ちし雨に孫らの描きたるチョークの跡はたちまちに消ゆ(新アララギ2010.12)
細田雄子:金峰山へ登ると知りし今朝のメモ「理太郎」のレリーフ子は気づきしか [木暮理太郎] (歌会2010.12)
小口勝次:三国山脈奥まる所の利根川の源流訪ねたし足弱る前に(新アララギ2010.12)
松本ゆき:トーストの行列にならびし神楽坂昭和十七年秋の下校時(歌会2010.12)
木村和子:里山に飛ぶ鴇色の羽見たかりきゲージの朱鷺を見るバスツアーに(新アララギ2010.12)
千葉照子:肌色に白一筋の左右対称(シンメトリー)絵画は肺に似て吾は親しむ(歌会2010.12)
須田博:鬚のみが容赦なく生ふ皺の顔鏡に映し若き日を恋ふ(歌会2010.12)
今村和平:去年参りし永観堂の赤きもみぢ今押し葉にてしをりとなりぬ(歌会2010.12)
今野英山:おびただしきビートルズの詞(ことば)書かれをり自由奪はれしプラハの路地に(新アララギ2010.12)
高橋毬枝:舗装路の蔓をたどれば葛の花赤紫の房垂りてをり(新アララギ2010.12)
小熊宗克:就活の女子大生ら誰も彼も白シャツ黒服喪にゆくごとく(歌会2010.12)
山崎日出男:「ラ・カンパネラ」弾き終えフジ子は手を胸に深深とお辞儀後ろの席にも(歌会2010.12)
コメント
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